角川文庫 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。１４

著者名：竹村優希【著者】/カズアキ【イラスト】

KADOKAWA（2023/07発売）

• ISBN：9784041138007

内容説明

沙良（さら）を命の危険から救い出して約１ヶ月。
「占い師」は姿を消したきりで手がかりも見つからず、澪（みお）は落ち着かない日々を送っていた。
そんな時に次郎（じろう）から、最近の高木（たかぎ）はなにか隠している気がすると告げられる。
だが高木は普段と変わらぬ様子で、占い師の拠点跡を見つけたと報告してくる。

けれどその後、久しぶりに高校での心霊調査に同行した高木は、なんらかの覚悟を秘めた意味深な言葉を漏らす。
それを聞いた澪は、胸騒ぎを覚えて……。

ついに因縁の相手との決着の時が!?
大人気オカルトお仕事物語、感無量の展開が待ち受ける第14弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Nyah]

沙良ちゃんがボディーガード数人従える形で戻ってきた。沙良ちゃんを取り返した事で目黒さんが協力してくれる。あの「占い師」は消息不明。高校の心霊調査、東海林さんの体調不良、高木さんが隠し事してたりいろいろあって、とうとう仁明に辿り着き決着。長かった。これから澪に長期休暇を取らせるつもりが、リアムの依頼で皆でイギリス行き⁉️ 終わるようで終わらない。まあ読むけど。澪と次郎さんの結末も知りたい。

2024/03/24

[よっしー]

仁明を追う第6のメンバーでしたが、高木だけ足並みが揃わない…。普通であれば、怪しい動きをしている時点で情報をストップしたりと対策は練れた筈なのに、怪しき行動の裏に理由が必ずあるとして、どっしりと構えている次郎が凄いと思ってしまいました。高木の力にも驚きましたが…。事件も無事解決、占い師の謎は解けないままですが、これで一段落かな。次の舞台は海外？続編も楽しみです。

2025/02/28

[よっち]

沙良を命の危険から救い出して約1ヶ月。占い師は姿を消して手がかりも見つからず、次郎から落ち着かない日々を送る中、次郎から最近の高木は何か隠している気がすると告げられる第十四弾。普段と変わらぬ様子で占い師の拠点跡を見つけたと報告してきて、久しぶりに高校の心霊調査に同行した高木が漏らす覚悟を秘めた意味深な言葉。これまで大きな事件が続いていたこともあって、降霊術で現れた霊を祓いに高校に行く展開は懐かしさも覚えましたが、ようやく吉原家と高橋家の因縁に決着がついて良かったです。沙良も復帰してイギリス編期待してます。

2023/09/11

[ゆずぽん]

沙良を救って1月、仁明との決着は・・・高木さんは何かを隠しているし、東海林さんは倒れちゃうし、波乱な先行きでした。が仁明の件は一件落着になったのかな。でも、占い師はそのままだし、イギリスの件もあるしで、まだまだ続きそうな第6です。

2023/09/21

[すがはら]

何かあっさり作戦完了。しかも、帯に「「 占い師」編、決着巻！」って書いてあったけど、占い師登場せず。まだ今後も絡む可能性ありありだしモヤモヤする。もう関わって欲しくない。仲の良かった弟が歪んでしまうのを止められず、孫への思いも空回りのお祖父ちゃんが悲しかった。高橋のおじいちゃんはまた出てきて高木さんと話をしてくれるといいな。高木さんのお母さんがとっくに死んじゃってるとか扱いあっさり過ぎだし、後でもう少し話題にしてあげてー。

2023/10/02