内容説明
剣と将棋がめっぽう強い旗本の三男坊・飛川角之進。町娘と一緒になり、「あまから屋」という料理屋を営んでいる。実は彼は将軍の御落胤。そのことを知る美濃前洞(まえぼら)藩の重臣たちに頼まれ、病に倒れた藩主の養子となり、家督を継ぐことになった。名を斉俊(なりとし)と改め、領地へ赴き、親藩との諍いを治めつつ、改革を進めるべく尽力する。若さまは、江戸に残した息子と妻と暮らすことができるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
44
小さな藩だからこその藩主としての務め。頑張りました角之進。民や家臣に慕われ・・欲をかかずさっと敬之助を養子とし次期藩主に。将棋も囲碁もさっぱりの私ですが、やっぱり人格ってものが上がるのでしょうか?。なにが幸せかって、仕事に張り合いがあり、美味しいものを頂き、猫がいて家族皆が健康でさえあれば、どんなことでも乗り越えられる。今の世の中ではなかなか難しい事ではありますが2022/05/22
むつこ
19
藩主になった主人公、まるまる一冊だと思ったら前半でお役目終了~、後半、新たなお役目を受けて大活躍。途中途中で見世のあまから屋でお餅をついたり仲間とふれあい、市井の何気ない日常(平安を守る)が光る。2018/06/07
ちゅるふ
0
おおよそ、大団円。 心残りは、利小太さんの容姿の分かるイラストとかなかった事である。りりしい若様、見たかった。2017/12/02
数奇屋
0
大円団にて読了2019/05/14
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