内容説明
湯島の料理屋で修業していた旗本の三男坊・飛川角之進は、剣も将棋も敵なしの腕前。湯屋の娘と一緒になったのを機に独立して店を構えた。そして、子どもが出来たとわかった矢先、角之進が実は将軍の御落胤と知る小藩から難題が持ち込まれた。読むとお腹が空いてくる料理時代小説、シリーズ第7弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
41
まぁ・・作者様並びに角之進様、婆の浅はかな前巻のレビュー、申し訳ございません(;´∀`)。実父家斉にお目どおりが叶い、何が縁になるやら一国一城の主に。藩主になって美濃の国に行かねばならぬ。あまから屋はどうする?おみつに子ができた。将棋と同じ。領地の民や家臣の為に今は美濃で、敬之助を養子にして国としての地盤を固め、子と妻の待つあまから屋に帰ろうぞ。2022/05/22
baba
31
続き物と知らずに手にする。将軍ご落胤と知らずに育ち、人々に助けられ、町娘と結婚して市井に暮らた若様が小藩の藩主になる。そんなにうまくいくのと言うほど、話しはスルスルと運び、悪人は小藩の本家の藩主だけの善人だらけ。これはこれでサクサク読めて良いけどなんだかなぁ。でも、のんきな殿様の先もきにはなる。2017/01/19
むつこ
17
若さまの「大転身」という題名から、何が?ってワクワク。人生なにがあるかわからない。市井の暮らしに慣れ、子を授かった喜びの中に訪れた藩主への転身。愛妻と(一時的にも)離れて暮らしてもそれなりに角之進らしく包丁を持ったりおもちをついたり将棋を指したり。次作の展開が楽しみだ。2017/02/17
雅
1
話しが大きくなった2016/12/22
ハブゲ
0
美味しそう2017/01/25