新潮文庫<br> 眠狂四郎無頼控(六)(新潮文庫)

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新潮文庫
眠狂四郎無頼控(六)(新潮文庫)

  • 著者名:柴田錬三郎【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 新潮社(2017/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101150116

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内容説明

一年ぶりに江戸に帰った狂四郎は、ふとした行きがかりで、阿波蜂須賀家の内紛にまきこまれ、四尺余の長刀で狙う恐るべき剣客野々呂甚内との対決がはじまる。淡路人形一座を登場させた新しい構想のもとに、狂四郎の宿命的な死闘を展開する本巻は、圧倒的な読者の支持を得た正編に引続き「続三十話」として発表されたもので、“狂四郎シリーズ”は以後20年間にわたって書き継がれた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

49
1年ぶりに江戸に戻った狂四郎。宿命的な死闘が堪能できます。再び江戸を去る狂四郎ですが、いつ戻るのかは時代だけが知っているのですね。闇を抱えるダークヒーロー狂四郎に魅せられました。2022/05/12

ken_sakura

17
面白いヽ(´▽`)/続30話。新たな敵長刀居合術野々呂陣内が良かった。今までの眠狂四郎の敵役ではここまで敵役側の人間臭さは描かれてなかったように感じた。阿波の芸人隠れキリシタンのお吉(きち)の明るさがとても好き、再登場に期待。九官鳥連れの雲弘流遠藤竜三郎はもっと続きが読みたかった。3話あった鼠小僧次郎吉の回はとても良かった、シビれた。「廿歳」は「はたち」、ググりました。2017/11/11

Kira

14
図書館本。再読。また読んでしまった狂四郎の物語。虚無感をまとったこのヒーローに、私はかなり魅了されている。今日届く予定の『眠狂四郎殺法帖』上巻を待ちながら、無頼控シリーズ再読を終えた。2022/03/15

青江又八郎

3
御側勤めの小姓館野弦蔵が、過って秘蔵の鉢植を壊した。弦蔵は、慌てて、事の次第を御側頭役の小林儀兵衛に話して、御沙汰を待った。小林は、すぐさま、君前へ出て弦蔵粗忽の段を言上した。すると大和守は、過失は誰にでもある、咎めるには及ぶまい。ついでに、その方に、側頭役としての心得を申聞かせておくが、いつも、こうした場合には、ただ、御側の者が過失を致しましたと申せ、誰某が、と名を指すものではない、と教えた、という。2017/07/06

又三郎

2
実質的に無頼控シリーズは五巻でエンディングで六巻は新シリーズのような感じです。狂四郎はややいいヤツになっています。冷酷さが和らいできていますが相変わらず強い。一度読み始めたらシリーズ全部読んでしまうでしょう。中毒性が高いです。エロスが目的で読んでいるのはナ・イ・ショである。2023/11/20

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