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内容説明
ドイツ・ミュンヘンで、
小さなソロライブを2度開いた宮本 大。
逃げ場もない状況でたった独りで
演奏しきった大は、手応えを得る。
音は、自分は、通じるんだ――
そして組むメンバーを探し始めた大が
やっと見つけたのは、
強く激しくプレーする
小さな女性ベーシスト・ハンナ…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
100
ドイツに来た大は、一人でできることに限界を感じ、パートナーを探し始め、女性ベーシストのハンナをみつけ、彼女にバンドを組もうと申し込むが断られる。しかし、ドイツでも大の行動力は日本と変わらず、彼女を捜しにミューヘンからハンブルグへ向かう。ジャズの世界では、残念ながら東洋人や女性の地位は低いが、これを大とハンナが変えていくのだろうか。第12話の「LET'S GET LOST」では、ハンブルグへ向かう大をミューヘンで知り合った人たちが送り出してくれるが、まったく吹き出しがなく、画だけの構成となっている。2018/06/29
しいたけ
100
ダイが運命を掴みに行く。あの真っ直ぐさ、純粋さ。彼女の演奏に怒りを見つけたダイ。本気で生きてる人間だけが、本気で足掻く人の痛みを知る。真っ直ぐ、一路を。読み終えて気づく。あんなに雪祈雪祈言ってたのに、全く彼を忘れて読んでいた。一路とは、かくも難しきことなのか。チャラいのよね、私ってば。2017/09/19
コットン
63
兄のようなクリスの言葉「Be kind to somebody is just wonderful. 」がかっこいい。そして、一緒に活動することになるのかべ―シストの存在が次なるジャイアントステップとなる予感~♪2017/07/14
くりり
57
新しいパートナーを探してハンブルグへ、大の真剣さとパワーが人々の心に届く。片言のドイツ語と力強い音だけじゃない何かがそこに在る...。2017/07/17
wata
56
チャレンジャー大、どこに行ってもお金は無くても、楽器だけで仲間と実績を着々と。運命の女性ベーシストと新に組める日は近い?!2017/07/23