内容説明
リリアーネの秘密-それは、動物としゃべれること。どんな動物とでも話せるのに、転校先の学校でクラスメイトには話しかけられない。なぜなら、秘密がばれて、変な子だと思われるのが怖いから。そんなリリアーネだが、人気者の少年イザヤと友達になった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱふ
30
まるでドリトル先生のように、動物と話せる少女が主人公です。いろいろな動物とお話をします。こんな少女が動物園で働けるなんて幸せ。心強くサポートしてくれる男の子、意地悪な姉妹、いろんな人物が登場して飽きさせないです。2020/10/11
どら母 学校図書館を考える
13
勤務先の新入荷本 よその学校の子どものお勧め本 なかなか面白い。いじめや仲間はずれの話が半端じゃないくらい。2017/07/27
シロうさぎ
13
動物達と話が出来るゆえに皆から気味悪がられて転校を繰返す少女と、天才的な頭脳を持っているにも拘らずボッチにされるのが嫌でひたすら才能を隠す少年との出会いのお話しです。児童向けとはいえ、ほのぼの系の面白い物語でした。私も動物達と話しができたらいいなぁ。でも我家のウサギさんや文鳥さんからクレームバンバン出そう・・・2015/03/17
absinthe@読み聞かせメーター
12
6歳の娘に読み聞かせ。幼稚園の娘にはやっぱり難しいこともある。でも娘は夢中で聞いている。動物と話が出来ると言うのは小さなアイデアだが、それに頼った話ではなく普通の女の子が話題なのだ。嫌いな話はすぐに飽きる娘が最後まで喜んで聞いていたのだからこれは良い。後何冊あるか知らないが、読み聞かせ本はしばらく困らなそうだ。2016/09/12
もずく
12
勤め先の関係で小学生の女の子が「面白くて好き」と言っていたので読んでみました。素晴らしい児童書というのは、大人でも読むのに充分耐えられるなと普段から思ってます。さくさくっとあっという間に読了。まずイラストが可愛い。動物と話すのもいいけれど、リリアーネが笑うと周りの花が咲くとかイラストを含めて素敵だな、と。そういえば私の小学生時代の愛読児童書は『ふたごの魔法使い』シリーズだったとか思い出して懐かしくなりました。素敵な本に出会えることで読書の喜びに目覚めたり、元気になれる子供が増えますように。2012/08/13