MUJIN 無尽(4)

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MUJIN 無尽(4)

  • 著者名:岡田屋鉄蔵
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 少年画報社(2017/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784785960230

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内容説明

江戸の終焉…幕末の動乱期に現れた「伊庭の小天狗」伊庭八郎の生涯を岡田屋鉄蔵が描く!かつて情を交わした吉原の遊女が病に伏せたときき足を運ぶ八郎だが…!?幕末を生きた伝説の剣士が繰り広げる本格時代劇!伊庭八の粋っぷりに大注目!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

42
儚い生を送る女性のために奔走する八郎。世は混乱の予兆を示し始めている。これからの江戸幕府はどうなっていってしまうのか。 ★★★☆☆2022/08/14

なると

42
桜田門外の変から始まる四巻。今は小説読みたくないから漫画読んでるのに、なにこの情報量と台詞量。勉強になる。不穏な空気がますます濃くなり、幕末の志士がそろってきて期待が膨らみます。表紙は四代目小稲左近。この花魁は実在の人物で伊庭八郎と実際に恋仲だったかもな人物らしい!吉原を舞台に攘夷と結びつけたストーリーにするって面白過ぎた。伊庭八郎は良い男過ぎるし、左近は良い女過ぎるし、読後の余韻が良すぎて目頭が熱いよ◆正しくあるには痛みを負う 悲しいかなそんな時代になっていた だからこそ人は「正しき者」に焦がれてもいた2021/03/18

り こ む ん

41
桜田門外の変まできた。ココからどんどん歴史の流れが速まって行く。今までちょっとのどこか長閑だった八郎の回りも不穏な空気が取り巻きつつ、土方が熱く近藤を世に出したいと語るところに惚れ惚れ(笑)多摩弁がイーね!ゴツイ榎本登場にちょっとビックリ(笑)表紙になっている吉原の左近の凛々しい美しさにも惚れた!2017/06/03

JACK

38
☆ ペリー来航から間もなく開国した徳川幕府。一部の侍が幕府を批判し、尊皇攘夷を声高に叫ぶ。大老井伊直弼が暗殺され、外国人を闇討ちする異人狩りが起こる物騒な世の中で、伊庭は講武所師範として日本の将来を考えていた。アメリカ留学を決めた榎本武揚、幕府に実力を認められた近藤勇、近藤を支えようとする土方歳三、幕末を大きく動かす人たちの中で成長する伊庭八郎の一代記。伊庭たちの日常を描く微笑ましい前半に比べ、吉原の妓たちと尊皇攘夷に揺れる時代を描く後半は壮絶でした。やはり岡田屋さんの物語は素晴らしい。2017/08/28

眠る山猫屋

36
やっぱり凄く良い作品だ。八郎を介して土方と榎本釜次郎(後の武揚)が盃を交わす前半。まぁフィクションだと判っていても、この邂逅は熱い。でも海軍に興味の無い土方がつれなくて(笑)桜田門外の変で世相が荒む中で、筋を通す真っ直ぐな八郎たちには生き辛いのだろうなぁ。攘夷や尊皇といった思想も、抱く個々人によって歪みもするし、曲解もされる。そんな鬱屈した時代に犠牲になった野分。野分の仇を探して八郎と出会った左近。傷だらけの左近が美しい。あ~次巻が楽しみだよ~。2017/12/27

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