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内容説明
女の子になりたい男の子と、男の子になりたい女の子。フクザツで繊細な、思春期物語。女の子のかわいい服を着たいという気持ちが抑えきれない内気な男の子・二鳥修一は、転校先の小学校で、背が高くカッコイイ女の子・高槻よしのと出会う。彼女もまた、「男の子になりたい」思いを胸に秘めた女の子だった。フクザツで壊れやすい心を抱えて思い悩む現代の少年少女たちを、優しく透明に描き出す、思春期学園ラブストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
21
どうしても主人公に感情移入するからか、周りの子供たちの反応が鬱陶しい。しかし、現実だったらこれが普通なんだろうね2012/12/11
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
19
デリケートなテーマと繊細なタッチとの親和性が高く、読んでいて心地良い。 キャラの描き分けの曖昧さと急な場面展開の連続で冒頭少し話に入りづらかったが、これは続きが気になるので全巻読破候補に入れよう。 連載中にノイタミナでアニメ化もしていたので、暇があればそちらも観たい。2018/03/24
イーダ
14
えらく久しぶりに読みましたが登録してませんでした。男の子になりたい高槻さんと女の子に憧れる二鳥くん。それでも身体はだんだん変わっていく。思春期の入り口に立つ男の子と女の子の描写が素晴らしいです。2018/12/20
白い駄洒落王
11
完結したので再読。女の子になりたい男の子のお話。ホンワカしている。それでも事件は発生し物語は進んでいく。掴みはOK。2013/11/27
真田ピロシキ
10
アニメが素晴らしすぎて原作も。アニメでは中学生編だけを描かれてて断片的に語られていた小学生の頃から開始。ニトリ君、高槻さん、千葉さんの三角関係は既に。千葉さんはやっぱり女装男子フェチなんだな。欲望に忠実で我が強いが中学時代よりはまだ人当たりが良い方。「女の子はいいな…どっちにもなれて」髪を男みたく短く切った高槻さんを見たニトリ君の台詞はアニメの『ぼくだけ笑われた』への布石で、アニメからの参入組にはまた違った面白さがある。繊細な性に対する加害の残酷さはバカ男子に限らず多くが持っていて、重要なテーマ2022/12/07