集英社文庫<br> OL10年やりました

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集英社文庫
OL10年やりました

  • 著者名:唯川恵【著】
  • 価格 ¥385(本体¥350)
  • 集英社(2016/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 90pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087484649

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内容説明

地方都市の平凡なサラリーマン家庭に育ち、地元の銀行に就職して、OL生活をスタートさせた彼女。素敵な恋の出会いに胸をときめかせたが、お局様のいびりに泣かされ、スケベ上司のセクハラに口惜しい思いをした。でもダテに10年もOLをやっていたわけじゃない。自信に満ちた生き方が共感を呼ぶ。直木賞作家の原点ともいえるエッセイ。

目次

何がなんだか一年目
慣れそうで慣れない二年目
三年目の憂鬱
五年目の宙ぶらりん
これでいいのか七年目
花も実もある十年目

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

assam2005

21
お気に入りさんのレビューを読み、興味が湧いたので読んでみました。書かれているのは、OLだった唯川さん自身の体験と、唯川さんの周りにいた人達の恋愛だったり、上司・後輩・お局様との人間関係だったり。なかなかドラマチックな会社でビックリ。これが一般的なのでしょうか?私が就職した所はこんなドラマはなかったです。お局様と言える方にも滅多にお目にかからなかったし。それにしても各章のタイトルが絶妙!「そうそう、そんな感じだった」と懐かしく思えました。2016/08/26

miki

20
OL10年は重みがある。もう既にひいひい言っているのに、10年なんて。社会に放り出された自分が、これからどうなっていくのか。それが分からないで悩んでいる今、大変興味深く参考になる著作だった。人間関係の面白さや恋愛、結婚に対する考え方、そして働くということの意義を指し示してくれている。きっとこれからどうなるにせよ、いつだって「継続は力なり」の通り、続ける力、未来を見据える力がなければ、一本筋の入った人間にはなれまいな。2015/06/12

yuki

16
定期的に異動する職種が多い職場だからか時代のせいか、ここまではないと思うこともあるけど、基本的にエピソードがどれもリアルで、同年代の働く独身女性として思うこと感じることはあまり変わらないのだな、と。“以前よりは選べる”現代に生きてる私は、10年、そしてさらにその先も働き続けられたらと思ってるけど、これからも色々あるだろう。私も、強くたくましくしなやかに生きていくわ、と思わせてくれる本でした。2018/09/07

さらさら

9
男性社員よりも女性社員との付き合いがだいじというのはやはりそうなのね。先輩たちは周りをよく見てるから、若めの男性社員に話しかけられたら「何話しかけてるんですか!」って止めるような感じなことがあってびっくりしたことがある。著者は10年も勤め続けて尊敬する。続けないといいも悪いもわからないということを有吉かだれかが言っててそういうことだよなあとおもった。男性が読んでもあんまり面白くないのかしら?2015/02/14

なつき

7
エッセイ『OL10年やりました』再読。 もうほんとになんど読んでるんだってくらい、再読を繰り返してる一冊なんですけどねえ……。 でもだから、ゆえに、毎回読んで発見があります。 むかしは前半の章のほうが気になったけど、 いまでは後ろのほうの章に注目して読んでみたりですね……!!2019/03/20

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