角川文庫 ２年Ａ組探偵局 答案用紙の秘密

著者名：宗田理【著者】

KADOKAWA（2017/04発売）

• ISBN：9784041602591

内容説明

テストの前日に一夜漬けに励む俊男の目の前に１枚の紙が。それはなんと明日のテストの答えだった！　半信半疑、答えを写したところ、思わぬ高得点をとった俊男。以来俊男は高得点を連発。カンニングを疑うも証拠がないので、思い余った学校側は２Ａ探偵局に調査を依頼した。しかし、それをあざ笑うかのように犯人から「教師攻略法」「内申書公開」などの攻撃が続き、さらには体罰教師が殺される事件まで発生した。いったい犯人の目的は？　2A探偵局のライバル探偵局も登場し、いよいよスリル満点の学園ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[蕭白]

シリーズものみたいでしたが、関係なく楽しめました。ただ、過去の事件の話なんかもあって、知っておけば人間関係もわかって楽しめたのかなって思いました。犯人は意外な人物で、ミステリーとして十分に楽しめました。

2015/05/05

[ペコ子]

一度は夢見たようなテストの回答がわかるといういたずら。犯人は今までにないキャラだったので楽しめました。

2018/09/14

[姫梨]

久しぶりに宗田先生の作品読んだわ～。この浅い内容が好きです。深く考えないで読めるし、掛け合いも面白い。

2014/05/23

[チャリラン]

いかにも宗田理という作品。学校モノ。誰もが中学生のころに感じていたコトを思い出させてくれる。学生の心理の描写は、さすが。忘れかけていた心を蘇らせる（ちょっと大げさ？？） 　話の展開は、コミカル系。文章に深みや重みは感じない。サクサク読めて、小・中学生向けかな。 　今の成績重視の教育制度や学校の在り方をチクッと批判しているようです。

2011/07/05

[かみみ]

2004/3/24

2006/03/24