夜廻り猫（２）

著者名：深谷かほる【著】

講談社（2017/03発売）

• ISBN：9784063378603

内容説明

Twitterから生まれた感動の8コマ漫画、待望の第2巻！　涙の匂いを辿って現れる夜廻り猫・遠藤と重郎。危険と隣り合わせの生活をしながら、今宵も涙する者たちの心にそっと寄り添っていく――。「おまいさんなら、大丈夫」。心にやさしく沁みる物語は深く強く愛され、ついにシリーズ累計10万部突破。「ともに生きよう」今夜もあなたと涙します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yoshida]

今宵もどこかで涙の匂い。誰しもが心の中で涙を流す夜があるはず。仕事で、学校で、家族関係で。それは懸命に生きている証だと思う。その苦しさや悲しみが心に溜まり過ぎれば、身動きがとれなくなってしまう。ふとした救いを、灯火をこの作品は与えてくれる。思うに、人はひとりで生きられるほど強くはないのだ。それだけ世間の厳しさや、生き辛さがあると思う。そんな時に誰かとふとした言葉を交わしたり、労りがあれば生きていけるのだろう。そんな示唆をこの作品は与えてくれる。誰かがいるから頑張れる。生きていける。私も人に優しく生きたい。

2020/02/16

[ちいこ]

ワカルがどんどん可愛くてたまらなくなる。

2017/03/24

[みかん🍊]

夜回り猫2作目、今回もほっこり、にっこり、ちょっと悲しい時慰めにきてくれる遠藤さんがいてくれるといいな、寿命は1回笑うと1日伸びます。今日もどこかで「一人泣く子はいねが～」

2017/09/27

[nana]

また優しくて可愛い猫達に泣かされました(^^)泣いてるとご飯炊いてくれるニャンコ良いな(^^)ゼンくんが名前もらえて良かった。

2017/03/30

[まろんぱぱ♪]

人前で読めないヤバさは相変わらず(笑)読んでるうちに泣いています。どれもいいんですよ、許すじゃないです、肯定することの大事さと優しさが溢れます。「おまいさんが、ちょっと頑張らなきゃと笑う時は本当はうんと大変なんだろう」この言葉はぐっときました。数年前に、公私ともにイッパイイッパイのとき、先輩から似たような言葉をかけられた事を思い出しました。メロディーの姉上も、らぴあお姉さんも、いい子たちですね。あ、平蔵さん、猫の呪い、私にもひとつお願いします(笑)

2017/03/26