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内容説明
「生きることがこんなに大変な時代になるとは思いませんでした」 涙の匂いを辿ってやってくる夜廻り猫の遠藤平蔵。懸命に生き、必死さゆえに傷つき涙するあなたに寄り添います。ツイッター生まれの8コマ漫画は第21回「手塚治虫文化賞」短編賞を受賞。NHK「おはよう日本」日本テレビ「NEWS ZERO」などで紹介された話題作、待望の第3巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
102
今宵もどこかで涙の匂い。3巻は作者の友人の松阪志都さんのエピソード。エピソード公募で寄せられた実話による作品が特に良かったです。猫であれ、犬であれ、言葉は通じなくても愛情を持って接すれば心は繋がる。そこに存在してくれるだけで、どれだけの支えになってくれていることか。勿論、疲れた心に染み入るメッセージも沢山。「大変と不幸は違う」などバタバタした毎日を送る私にも訴えかけてくるメッセージです。平蔵への恩返し。重郎とニイ、平蔵のやり取りも良し。ゆっくり読みたいのだが、ページを捲る手が止まらなくなってしまう。良作。2020/02/23
現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」
74
いい歳をこいて馬鹿みたいな事を言うかも知れないが、私はこの野良猫・遠藤平蔵みたいな男になりたい。心で泣いている人に寄り添える者に。動物じゃないととてもできない難しい事だろう。読者の体験談や著者の友人の実話も交えた3巻。誰かを愛する人は愛せる人である。ゼン君とメロディちゃんの恋も愛せる。そして現実と静かに闘う人は美しい。いじめられた少年の言う「何でも出来て上の受けもいい いじめる奴って人気者なもんなんだ」という台詞に吐胸を突かれた。教師や上司になる人は、胆に銘じるべきである。少年は静かに闘っていた。2018/03/01
ままこ
69
切なさも混じったほっこり優しい年初め読本。『ラミーは、いらない』それはいらなかったけど素敵なプレゼントににっこり。夜廻り新聞『来年こそネコ年』のインタビューも面白かった。2018/01/03
hirune
68
【Kindle】1話1話にグッと涙がこみあげてきます?しづさん、ものすごく大変そうなのに とっても輝いていて、素晴らしいなぁ。ネコのみならず カラスのミギとヒダリまで…頭が下がります。。あと ワカルが自由に生きてるようで、なんとなく癒しになってるのがよいですね^^2018/07/13
ペルー
62
新年第一冊目はこれ‼遠藤さん&重郎のコンビ。いつ読んでも心にほわっと暖かい火が灯ります🎂2018/01/01