内容説明
大人気コミックエッセー、新シリーズ第2巻。
喜びと悲しみ、生と死はいつも隣り合わせにある。
著者と同居する猫たちとノラ猫(外猫)たち――個性あふれる猫たちとの交流の日々をやさしく(ある時は厳しく)描いた比類ない傑作シリーズ、待望の第2巻!
この巻は、第31話「レジャーシートとペットシーツ」から。以下、
32 嫌われタマ/33 タマの血液検査/34 平穏な日々/35 ボタンの毛玉取り/36 ヒゲちゃんの毛玉取り/37 ビーのおでき ふたたび/38 秋バラとエリザベスカラー/39 マーブルのお葬式/40 テカテカトラ/41 缶キリさがして三千里/42 なっちゃんのおしっこ/43 運の悪いトラ/44 はたまた破裂/45 侵入猫/46 黒白猫/47 なっちゃんの最後/48 じみ山 青春ふたたび/49 ヒマラヤと三途の川/50 サンプルフード/51 モーモーとヒマラヤ/52 チビラテが逝ってしまった/53 ウリちゃんのおしごと/54 世界で一番幸せなボタンの最後/55 パニックの夜/56 トリモチ/57 ウリちゃん ダメージに次ぐダメージ/58 ヒマラヤのほほえみ/59 危うし ビー/60 ビーの日常
とお話が続きます。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
42
大島さんの猫の本、随分読んできましたが、たくさんの猫が天に召されていたのは初めて。しかもNさんまで突然死。悲しすぎて、これ以上読む気が起きなくなったしまいました。我が家の猫も21歳半。ボタンの最期の場面では辛かったのですが、もーもーが寄り添って看取ってくれた場面に感動して嬉しくなりました。モーモーありがとう。2024/08/12
ぐうぐう
35
病気と別れのエピソードが交互に描かれているような印象の『キャットニップ』2巻。高齢の猫の数が増えていけば、それも当然のことなのだろう。もちろん、新しい出会いもあったりはするし、作者のドジっぷりが笑えるエピソードもあるにはある。けれど(というか、だから)、帯に寄せる江國香織の言葉にあるように、ここは「かなしいとうれしいの区別がつかなくなる場所」なのだ。死が単純に哀しいわけではない。はっきりとしているのは、そんな場所で猫達が生きている、ということだけ。(つづく)2017/03/05
阿部義彦
25
大島弓子さんの家猫外猫エッセイ漫画、続編がでましたよー。35ボタンの毛玉取り。分かりすぎましたー。私も長毛の猫を飼ってたので、硬いフェルト状になった毛を、細い棒で穴を開けてグリグリとおっぴろげて、裁ち鋏で根本から切ってましたー、そして同じ様に流血にまで発展してました、有るあるですー。この巻でも何匹の猫を見送ったのでしょうか?猫との付かず離れずの距離。可笑しかったのは猫に総受けするカリカリを発見猫狂喜乱舞!いち早く今までのフードに戻ったのはボタンだった。そのボタンちゃんも亡くなるなんて!私の好きなボタン。2017/02/25
1039kuri
23
去勢した猫に再び春が来るの?じみ山君(名前が可愛い)の青春再びエピソードがツボでした。でもやっぱり、猫さんとのお別れや思い出語りに涙が。2017/02/21
宇宙猫
21
★★★★★ 涙なしには読めないネコ達との暮らしエッセイ。多頭飼いは、幸せも悲しみも頭数倍ってことだな。悲しい話が多いけど、大島さんの猫愛が感じられて好き。2018/03/07