内容説明
日本におけるアドラー心理学の先駆者にして第一人者が、対話形式で平易に著す実践講座。究極目標である「共同体感覚の育成」のための手法としてグループ・セラピーを導入し、具体的な進め方を解説。また、現実の自分を生き抜くために瞑想法も採り入れ、その効果を説く。縦横無尽で親しみやすい語りを通して、アドラーの教えを実践・指導し、多くの後継者に伝えてきた奥義に触れる全4巻シリーズの第2巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
20
目指すのは「共同体感覚」。そのための手段としてグループセラピーを実践すると書いてある。中でも、ダンスの効果が想像以上のものだということに驚いた。著者の話と事例が大変興味深かった。2018/01/08
おおにし
16
初出は1987年だが、ラジニーシの名前やゲシュタルト・セラピー、トランスパーソナル心理学などが登場して70年代の精神世界の雰囲気を感じた。当時私はいろいろな瞑想やセラピーをかじっていたがアドラーのアの字も聞いたことはなかった。野田さんが日本に持ち込んだのかもっと後のことなので当然だが、アドラーの瞑想は今ならマインドフルネスそのものであり、時代の先取りをしていたアドラー心理学に改めて注目した次第。2019/02/28
2h35min
3
2回め。読めば読むほど味が出る。2020/10/08
2h35min
3
結局は、理想の社会の実現への道筋なんだと思う。
m−
3
このシリーズは、今まで読んだ本の中でも5本の指に入ります。何度も読み返したいです。2018/07/22