内容説明
日本におけるアドラー心理学のオーソリティーが、やわらかな語り口で説く実践講座。ほめる、励ますより効果的な「勇気づけ」のコツや、相手を傷つけない上手な自己主張の仕方、子どもが個性を伸ばして生きる力を身につける方法など、親子・夫婦関係をはじめ対人関係を良好にする秘訣を語る。アドラーの教えを実践・指導し、多くの後継者に伝えてきた要諦に触れる全4巻シリーズの第4巻。巻末に名越康文氏(精神科医)の寄稿を収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
浮草
8
「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」を読んで、子どもへの焦りが消えました。ある意味宗教のようです。それでも「勇気づけ」はしたいと思い本書を読みました。もう少し早くアドラーを知っていれば自信を持って子どもを「尊敬」=「対等に扱う」ことができたと思うのですよ。それでも突然、親の対応が変わっても大丈夫なのだろうかと思いつつ、やってみようと思います。2021/05/03
shin_ash
7
アドラー心理学に興味があった。少々凹む出来事があったので、分かりやすそうでしかも元気になれるかもと思って手に取った。本書はアドラー心理学に基づく子育てのヒントで、読者が勇気づけられるのではなく実はこちらが勇気づける方だった。そう言う意味では当てが外れたが内容的には読みやすく、アドラー心理学の雰囲気は伝わってくる。自身の子供の時に感じたことを思い出したり、大人だがその子供の立場に自分を当てはめてみると色々と気づきがあったように思う。アドラー心理学は実践せねば分からないらしいが、もう少し掘ってみたいと思った。2021/05/25
2h35min
5
これは、ホントにわかりやすい。アドラー心理学の入門書は「嫌われる」よりむしろこれやと思います。2020/07/01
ジュリ
5
自分を勇気づける方法を知りたかったのだけれど「自分のプラスの面を見つけましょう」といったことしか紹介されていなかった。でも、他人への勇気づけの方法は詳しく説明されていたので、コミュニケーションの仕方の参考になった。2018/07/03
suzuki s
4
オーディオにて。 怒るわけでもなく、褒めるわけでもない。 私メッセージで勇気づける。 他人が投げたゴミを自分で捨ててあげる。 そのことで、誰かがゴミを捨ててくれるではなく、人のゴミも捨ててあげると言うことを学ぶかも知れない。2018/02/21