目次
第1章 「善信」改名説の検討(房号「善信」と実名「親鸞」―実名敬避俗;覚如説の検討;存覚説の検討―鶴見晃氏の「善信」実名説に関連して;「名之字」(「後序」)について―井上円氏説の批判的検証(1)
「親鸞」への改名時期について―井上円氏説の批判的検証(2))
第2章 「善信」史料の検討(親鸞著作に登場する「善信」;「房号」としての「善信」;親鸞没後の混入例)
第3章 「夢告」について(「行者宿報偈」をめぐって;専修寺蔵「三夢記」の真偽について;六角堂夢告について)
第4章 「愚禿釈の親鸞」(「禿の字を以て姓とす」―「親鸞」改名説の蓋然性;吉水期の親鸞;親鸞における『浄土論註』の恩徳)
著者等紹介
〓弘信[ナガタニヒロノブ]
1959(昭和34)年、鳥取県米子市に生まれる。1987(昭和62)年、大谷大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。真宗大谷派擬講。現在、真宗大谷派西念寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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