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内容説明
杏の家が焼かれ、真理の心が壊れた混乱から7年の歳月が流れた。自分たちの住む世界のことを知り、大人へと成長してゆく杏とアン。人も変わるし「この世」も変わる。平穏な日々を過ごす彼女たちが知らないことは多くある。すべては「彼」の手の内にあることも、知らない…。「この世」を捨てる。「あの世」を見なくなる。文字を知る。そして、闇夜が怖くなる。世界が動く、第4巻!!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
106
ランドの4巻目です。私にはまだこの物語を何を意図しているのかその方向性がわかりません。「不思議な少年」をもう少し長編にしているような感じもするのですが、現実世界とこのやまと4神に囲まれた土地に住む人々とがどのようなつながりを持つのか、これからの愉しみなのでしょうね。2017/03/07
まろんぱぱ♪
40
杏とアン、二人の生き様が別れる。あの世とこの世の違いが二人の今後を変える。動く四つ神と、あの世を統べる?モノが姿を見せる。まだまだ謎ばかり。2017/04/26
眠る山猫屋
40
勢いに乗って四巻へ。薄くない?でも内容は濃かった。こちらに留まるアンの選択。アンは何を求められているのだろう。ランドに残って文字・言葉を学んでいる杏は何を期待されているのだろう。成長した二人は何処へ向かうのだろう・・・。2017/01/27
すみの
29
アンと杏、ますます展開がよめず、気になる次巻。天音と和音、こちらも外見の違いにどんな事実が隠れているのだろう。2017/03/10
ぐうぐう
27
文字を知ることで、世界の意味を知り始める杏。タブレットは彼女にとって、世界への窓となる。日本書紀、万葉集、古今和歌集……、繰り返して読む杏だが、彼女は理解している。たくさん読んだとしても、そこに実感が伴わないことを。「実際には何にも触れていないし、見てもいないからだ…」タブレットは世界ではない。杏が本当に世界と触れるとき、物語は大きく動き出すはずだ。2017/02/16