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内容説明
~その村では人は必ず50歳で死を迎える~。村人を縛るしきたり、「あの世」と呼ばれる山の向こう。双子の姉を生け贄に捧げられた少女・杏。獣の皮をかぶった役人達が取り仕切る「この世」と呼ばれる村で神に見守られて暮らす人々。そして、不思議な山の民。杏が見つめる先には希望も絶望もある。この物語で描くのは、山下和美が抱く、日本という国への不安。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
99
山下さんの柳沢教授に比べると絵の割には結構内容的には土俗的な感じのおどろおどろしい物語だと思います。私はこのような感じのものは好きなので楽しんで読みました。後で感想を書くことになるのですが「のぞき目」のような感じもします。どちらかというと、マーク・トウェインの「不思議な少年」を基にした同じ題名のものに近い気がします。第2巻もまもなく発売される予定のようなので続きが楽しみです。2015/10/14
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
53
ゾワゾワした、途中怖くて(内容が)ギブアップしようかと何度も思った(T-T)コレを読了したら全巻読みたくなる…が、正直な話、小説だろうが漫画だろうが、夢も希望も救いも無い話は、今さら読みたく無い、現実は厳しいけれど救いは有ると信じたい(T-T)…山下和美の哲学的な話は以前から大好きだけど、このザワザワ感は今までのとちょっと違う、ステージが上がってる。分厚いコミックにたがわず内容も重厚感たっぷり、なハズ。だってまだ1巻、物語は始まったばかり…2015/04/24
nyaoko
49
前から気になってた漫画。山下さんの作品は久しぶり。双子は不吉だとか、夜は出歩いたらいけないとか、動物の骨に村の未来を占ったり、民話のような、大昔の日本の様な、ちょっとおどろおどろしい雰囲気。でも、最後のシーンを見た時、ナイトシャラマンの「ヴィレッジ」を思い出した。まさかまさかの展開。そう来るとは予想外。これって、もっと大きな国ががりの政策?それとも?あー気になる!2016/04/08
眠る山猫屋
48
まるで『不思議な少年』のような和音に導かれる杏。そして『不思議な少年』シリーズの中で一番好きだったバスジャック犯の物語を思い出す。あちらは、誰の心にも美しい可能性の世界があるという物語だったから、もちろん『ランド』の世界観とは違うのだろうけれど。魂の在り方を考察していくような、深くて残酷な、そして遥かな物語になるのかな。2015/04/28
honoka
45
単行本を楽しみにしていた。やはり凄い。まだ序章だけど充分な読み応えがあった。現代の人間が忘れてしまっている何かを思い起こさせること、少なくとも自分には成功している。次巻にも期待。2015/05/16
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