内容説明
イエスの言葉や弟子たちの言葉を集めた新約聖書は西欧精神の核をなす永遠のベストセラーです。 日本語の名訳は大正時代に完成した文語訳という。 本書は聖書から有名な言葉を選りすぐり、解説を付し、その言葉を味わい、今日にも通ずる人生の叡智を読み解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タケゾウ
1
世界で一番読まれている本を挙げるとすれば、間違いなく「聖書」が挙げられる。 著者は本を読む意味を「偉大な著者を自分の中に住まわせる」と説く。 別の言葉を借りると、出口治明氏「著者の思考のプロセスを追体験する」と述べている。 両者とも意味の理解に囚われることなく、その言葉から著者の思考や世界観を自分の中に取り入れる事で、 自身の内面を変化させていく事が重要なのだと、個人的には解釈している。イエスの言葉は神秘的な包容力、力強さに溢れている。そんなイエスの言葉を味わうのに最適の一冊だと思った。2023/12/31
いとおしい🐴
1
大学で斎藤先生の講義をとりたいと思うほど、斎藤先生の解釈はわかりやすい。素晴らしい先生だ!2019/11/12
Ania
1
タイトルのインパクト。当時の背景についての説明が添えてあるため内容を掴みやすいし、レイアウトが工夫されていて大変読みやすい。旧約聖書に興味はあるが原文で読む勇気のないあなたにオススメ。2019/05/01
海戸 波斗
0
子どもが親を選んで生まれてくると同じくらい他人から言われて意味わからんのは「66 耐えられないほどの試練に遭わせることはなさいません」だな。ユダヤ教→キリスト教からのカトリックからのプロテスタント。とりあえず、日本人でよかった。周囲には新興宗教にはまってる人か葬式でぼったくられてる人とかいるけど、悩みはすべて人間関係。他人は他人。自分は自分。これってアドラーだよな。強く思おう。2016/05/30
海戸 波斗
0
これだけは知っておきたい!日本人のための世界の宗教入門からの新約聖書。2016/05/25