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内容説明
愛する男女が、一年に一度結ばれる聖なる七夕の夜に、起きた殺人事件…。民俗学者であり、素人探偵でもある八雲樹は、事件の背後にいかなる愛の悲劇を見たのか…? 表題作の他、目撃者の証言の食い違いを見事に解いてみせる「祭りの夜・闇の契り」、愛犬家の画家のダイイングメッセージの謎に迫る「彼女だけは知っていた」、新婦の初夜をめぐる殺人事件のトリックに挑む「宴の夜の殺意」。「ビジネスジャンプ」で好評連載された全四作品を完全収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜(いざよい)
9
「七夕伝説殺人事件」「祭りの夜闇の契り」「彼女だけは知っていた」金田一少年の事件簿と同じ原作者なだけあって、本格的なトリックが多く、全く犯人がわからないものばかりだった。民俗学にあまり興味は無かったけれど、こうして話に織り込んでくれると堅苦しくなくて読みやすい。いつもはとぼけた教授の八雲が事件の推理になると急に男らしくなるのもいい味出してた。完結らしい完結していないのが残念だが、富良野さんとうまくいったようなので良し。2016/01/01
jupiter200423
2
完結巻に近づくほど、短編が多くなってきた。推理ものを書くのもたいへんなんだろう。ふと、そう思った。キャラクターの作りがいいので、もうひとふんばりほしかったと思う。2013/12/10