内容説明
ごはんのマズ~い異世界に、カフェを開店して早4年。元OLの店長リサはメンバーと共に、隣国スーザノウルへ慰安旅行に出かける。リサたちが泊まることになった宿は、海が近くて料理がおいしい上に、とても親切だった。それなのに、なぜか他にお客さんの姿がない……。聞けば何やら、とある貴族に営業妨害されているのだとか。困り果てる宿の一家を見かねたリサは、近くの海水浴場から客を呼び込むために、海の家をやってはどうかと提案し――? バカンス先でも、地球の料理は大好評!? 大人気クッキング・ファンタジー、待望の第4巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
47
第一話はライバル店の話。類似品にはご注意ください!確かにマカロンはメレンゲ泡だてるのが大事だけど、でもマカロナージュも結構難しいし、果物のピューレとかシロップを生地の方に混ぜて作るのはもっと難しいぞう、とか。あとマシュマロとギモーヴは同一視されるけれど別物よー、などとどっちも作った事があったので色々苦労がわかりました。第二話は南の国。結局休めてないやーん。楽しいならいいけど。おまけは夏休みの見習トリオ。男の子二人が優等生で、女の子がちゃっかりさんの構図は面白い。一夏の、そして一流の所での経験、良かったね。2016/03/06
はる
22
偽物のカフェいつかは出てくると思ってたけど、とうとう出てきました。本当は二店で切磋琢磨してくれるのが理想だったけど、オーナーが捕まってあっけなく終了。その後バカンス先で海のいえをつくるお手伝いをしてジークのライバルが登場❗きっと今後絡んで来るはず。今後も楽しみ❗2016/10/05
絳楸蘭
22
やっぱり美味しい食事は大事なのよね。美味しいものを食べる幸せは分かち合いたいものだもの。慰安旅行に行っても人助けをするおむすびのメンバーが素敵です。しかし、どこにでも二番煎じっているものだし、おバカさんが多いなぁ(苦笑)2014/11/29
わゆ
20
カフェ・おむすびのまねっこ店舗のイケメンカフェが開店。バカンス先で困ったホテルのお手伝い、の本編2本とちびっこ料理人たちの番外編1本。本編はどちらも小物が暗躍しておりましたが、リサの新メニューで解決。は、いいんだけど、パターン化してきちゃったなぁ。とはいえ、マシュマロ・マカロン・トルティーヤと新メニューも続々で今回も美味しく楽しみました。2015/04/14
mikipon
18
小6娘と一緒に楽しむシリーズ。小学生が読むには、主人公の恋愛模様もこれくらいで留めてくれるいいなぁと個人的な希望。今回は隣国への旅もあり、なんだか美味しい料理で世直し、みたいな展開になってきました(ちょっと黄門様を連想したり)。主人公も貴族身分ですしね。さて、次はどんな料理ができるかな?2015/05/31