内容説明
ごはんのマズ~い異世界に地球の料理を広めるべく、カフェを開店した元OLのリサ。年に一度の花祭りが近づいたある日、彼女は、この世界には屋台がないと知る。「屋台のないお祭りなんて……」とがっかりしたリサだが、それなら自分がやってしまおうと、出店計画を立てた。やがてその計画に、料理科の生徒たちも参加することに。だが、使う予定の食材が入手できなくなったり、忙しさからジークとの仲がこじれたりと、トラブルが続出し――? 日本のお祭りグルメを、ご賞味あれ! 大人気クッキング・ファンタジー、待望の第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
49
前回唐突に2年が経過してしまったので、少し遡ってお話が進むのかと思ったらそのまま進行してしまいました。2年間、一体何が起きてたのか。いや、何も起きてないからこうなっているのか。カフェも相変わらずでゆるやかーな気分で読めます。今回はダイエットメニューに花祭りの屋台。何ともほのぼのしているけれど、確実に食糧事情が変わっているなら、それはそれで結構おおごとなんじゃないかと思います。町中が肥え気味だなんて、大変だ!おまけのホットケーキのエピソードはとっても可愛らしい。「こぐまちゃんのほっとけーき」を思い出しました2015/08/11
おれんじぺこ♪(15年生)
30
読友さんからお借りした1冊。今回は、恋愛ネタよりも料理ネタが多く楽しかった。恋愛ネタは他でお腹一杯だから(笑)こういうのを読むとカフェとか食べ物を扱うお店、したいなぁ♪と思います。現実を見ると色んな問題が多すぎて無理ってことはわかってるんだけど。面白かった♪2014/11/11
絳楸蘭
29
相変わらず食べ物に関するスキルが半端ない。いくら高校で習ったからといって覚えられるものじゃないと思うよ。飲み物も…。でも、出てくる飲食物が美味しそうなんだよねぇ。食べ物自体の表現もそうなんだけど、食べてる人の描写がいい。そう、食べた人の反応が料理をする原動力になるよね。ごちそうさまでした。2014/07/08
はる
26
絶対にリサとジークは一度くらいすれ違ってすったもんだすると思ったよ~。でも、ジーク君もいけないよね~。話もしないで避け続けるって元騎士としてはダメダメかな~。でも、結局回りのナイスフォローで仲直り出来たので良しとしようかな?2016/09/12
わゆ
21
年単位で時間がたっているのにジークとの関係に進展がなさ過ぎて涙。豆腐にクレープ、コーヒーとまたまた新商品開発で女神さまもお喜びのことでしょう。どれもこれも大変美味しそうでございました。2014/12/31