内容説明
「おれの父親は――親父だけだよ」
伝説の刀蒐集完了まで残りあと2本！ 毒刀『鍍(メッキ)』を手にした真庭鳳凰（まにわほうおう）は触れるもの全てを斬殺する殺意の化身と化し、真庭忍軍の本拠地“新・真庭の里”に向かう。血塗れた里にひとり佇む鳳凰が七花ととがめに告げる、“乱世”を貫く壮大な秘密とは!? 悲劇の“終局”まで待ったなし！ 刀語、第11話の対戦相手は、真庭忍軍十二頭領がひとり、真庭鳳凰！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
52
さあさあついにここまで来た、十一話！何か今、もちろん物語の終結の仕方も気になるのだけど、それと同時にあと少しで全部読み終わる！って思いも強いのです（笑）満足感を得る為の道程。多分その二つで心に占める割合が五分五分くらいかな？━と言うことで、あらすじと登場人物紹介で60頁程使う暴挙に出た西尾維新。最終巻でそういうのに使う紙幅の余裕が無いって、言い訳だろそんなん！ｗ今まで派閥が多すぎてどれと戦っているのか分からなかったけれど、この巻でそんな疑問とはおさらば、次巻、最終巻は単純明快、幕府━否定姫との決戦である。2013/05/11
nanasi
29
読了。記録忘れ。2014/09/01
Yobata
26
西尾維新が描く大河ノベル第11弾。十一話目の対戦相手は伊賀の新・真庭の里の真庭忍軍十二頭領が一人、神の真庭鳳凰が持つ｢毒気の強さ｣に主眼が置かれた毒刀｢鍍(メッキ)｣。毒刀・鍍を手にした鳳凰は自分の能力と、毒の強さに侵され、自分の仲間を殺戮し始める。残るもう1人の頭領、人鳥の切なる願いによって七花ととがめは新・真庭の里へ。そこで待ち受けていたのは、鳳凰の身体を乗っ取った四季崎記紀であった！そして明かされる変体刀の真の意味と四季崎の目的。相変わらずネーミングセンスが抜群だな。それでめっきね。→2012/08/05
KEI
24
購入。月に一度の金キラ☆ナイト・・・に間に合わなかった(苦笑)。根が張り、枝が伸び、実は実らずも、花は咲き―――完了した。さぁ、否定姫は何を目指すのか。そして七花は？とがめはどうなるのか？次巻、来月が気になって仕方ない。それにしても、鳳凰さんあっさりしすぎ。2010/11/16
ＥＮＤ
19
忍法「運命崩し」。まにわにの忍術で初めて使いたいと思った忍術。これも習得した七実とかちょっと見てみたかったかも。いよいよ残り一巻！通常なら、ラスボスでもおかしくない四季崎 記紀。否定姫はやっぱり四季崎の子孫なのかな？ひねくれ者の維新さんの事だから意外と違ったりして。それにしても、容赦姫ってネーミングセンス無さすぎ。2014/03/27
