内容説明
「存在そのものが居ながらにして一本の日本刀――それがこのおれ、鑢七花だ」
七花ととがめは江戸の奥地に広がる人外魔境の異界・不要湖へと足を踏み入れる。敵か、味方か……とがめたちを揺さぶる監察所総監督・否定姫と、配下の元忍者・左右田右衛門左衛門! そして、残すところ四人となった、真庭忍軍の次の一手とは!? 刀語、第八話の対戦相手は、不要湖を守護する日和号。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
408
七実との頂上決戦を終えて、完全に物語は『転』のフェーズに入った模様。否定姫が表に登場し、壮大な設定もほぼオープンとなり、左右田右衛門左衛門の不気味な強さもいい感じで匂わせて、なかなか良い後半の滑り出し。七実との対戦の後、誰を持ってきても地味に感じるだろうなーと誰もが思うこのタイミングに日和号投入という、ベタベタかつ王道展開を躊躇いなくやってのけたうえでちゃんとそれなりの読書体験を担保してくる西尾維新さすが。一番気になった点は、想い人の顔した人形に手足を四本くっつける四季崎記紀とは…というところ。2026/07/29
とら
57
ついに舞台は江戸へ。と言っても江戸で戦闘をするわけではなくて、まあいつもの奇策を考えるだとか、刀の所有者の生い立ちやらを確認するためにいるだけである。江戸が戦闘の舞台になるのはおそらく最終決戦だろう。いや、違うかもしれないけど。なんか刀語って、基本的には一巻ごとの流れって一緒なんだよね。いや一緒になるのは仕方ないのだろうけど、それでも飽きないのも事実。意表を突かれる所が一か所はあるからなのか。やはり読者を楽しませるために工夫を凝らしている。でも今回の刀と敵の倒し方は流石に無理があるだろwとも思った。続く!2013/04/24
雪風のねこ@(=´ω`=)
50
姉殺しを成した次の巻に無機質な自動人形を持ってくる辺りが憎い演出と言える。刀として生きる事。人として生きる事。強さを求める事は自己を殺す事なのか。多くのジレンマに囚われつつ、成長していく七花。なかなかの見所である。そして否定姫と殲滅させられた忍びの生き残りの秘密が徐々に明かされていく。2015/11/30
nanasi
30
読了。記録忘れ。2014/09/01
佐島楓
20
今回の刀のオチは、予想がつくものでした。この時代にこんなテクノロジーがあったのかという野暮なことは申しません。七花ととがめの距離は近いようで実は遠いのかも、なんてことを考えてしまいました。2014/04/03
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