内容説明
「この20年の間に本当に無名になっちまったんだな、虚刀流って」
出羽は天童将棋村。無刀の剣士・鑢七花と奇策士・とがめは、王刀『鋸』を振るい、心王一鞘流をたった一人で守る汽口慚愧(きぐちざんき)の道場を訪ねる。とがめの奇策に、全身全霊で攻め入る汽口! 一方で、否定姫配下の元忍者・左右田右衛門左衛門による真庭忍軍への残忍な粛清は静かに続く……。
刀語、第9話の対戦相手は、心王一鞘流当主、汽口慚愧!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
57
いくらなんでもページ使いすぎだよあらすじに(笑)いちいち説明いれるのはどうにか対策しなくてはならないな、って二、三話くらいの所で西尾さん言ってたよね?あれ?何だったんだろうあのつぶやきは。やっぱり書くことが無くなってきたのだろうか。それと、あと妙に気になるのが、刀とか真庭軍の紹介のとき、一つを一行に入れるから10行くらいが一気に無くなるところ!...とマイナス発言ばかりだけれど、絶対勝てないわ!って状況から勝ちにもっていくのはやはり凄い。天然なイチャイチャ感も素晴らしい。ほぼ一時間で読めるのも良いと思うw2013/04/26
nanasi
30
読了。記録忘れ。2014/09/01
Yobata
27
西尾維新が描く大河ノベル第9弾。九話目の対戦相手は出羽の天童将棋村の心王一鞘流当主、汽口慚愧が持つ「毒気のなさ」に主眼が置かれた王刀「鋸(ノコギリ)」。たった一人で心王一鞘流の道場を守る汽口の誠実っぷりに戸惑う七花ととがめ。決して譲らないという王刀・鋸をどうにかして決闘で得ようと奇策を練るとがめ。一方で、右衛門左衛門の暗躍は続き…。「重さ」とか「硬さ」とか物理的なものから精神的なものまで来ちゃったねwそれに鋸って名前で木刀ですか。ハイセンスなり。今回もとがめの奇策が光った回だったね。「ちゅう」はいいw→2012/08/04
ベロ
24
★★☆☆☆ 心の鬼を心で斬る2018/04/21
佐島楓
20
ここまでで一番の常識人、汽口との対戦。ようやく奇策士とがめの本領発揮といった感じで、楽しめました。将棋に関しては素人もいいところの私。もう少しページ数があれば解説をつけていただきたかったくらいです。2014/04/04
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