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内容説明
自由とは何だろうか。それは、単に義務がない状態のことではない。何でもしてよいと放り出された状況のことでもない。自分の思いどおりになること――これが「自由」なのだ。当たり前に思えるかもしれないが、このことの深い意味を知る人は少ない。しかし、これに気づくことが、人生をよりよく生きるポイントなのである。真の意味で自由を知り、自由に生きる。その秘訣について、人気作家がわかりやすく論じる。よしもとばななさん推薦本!【目次】まえがき――「自由」に対する誤解/1章 人生の目的は自由の獲得である/2章 他者からの支配、社会からの支配/3章 身近に忍び寄る支配/4章 支配に対するレジスタンス/5章 やっかいなのは自分による支配/あとがき
目次
まえがき――「自由」に対する誤解
1章 人生の目的は自由の獲得である
2章 他者からの支配、社会からの支配
3章 身近に忍び寄る支配
4章 支配に対するレジスタンス
5章 やっかいなのは自分による支配
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
164
人生は不自由だからこそ自由を求める。拘束や制限の中で人は生きている。人は拘るほど視野が狭くなる。解放されたとき、何をしたら自由だと感じるのかを考え、意識することが大切。やりたいことをやるために前進する。待っていても好転することはない。自由側からはやってこない。一歩一歩、無理しない範囲で確実に進むしかない。寝る前に少し読書する。明日も楽しいことが待っていると思って灯りを消すことができれば幸せだと思う。ときどき嫌なことがあってもその先に自由が待っているはずと思えれば、生きていても楽しい。願わない夢は叶わない。2020/08/22
mitei
89
著者が自由自在に生きている様がよく分かった。私もこのような自由さを日々求めていきたい。2012/04/12
kinkin
66
自由、自由と言っても何が自由でなにが不自由なのか、それは人によって捉え方が違うのが当たり前。当たり前すぎて普通に使いすぎて自覚もない。そんな状況でこの本を読んでみた。森博嗣さんの本はこうすべきだ、こうじゃないといけないとは書いていない。自分で考えるということが他者、自分に対しての支配から解放される。「非合理な常識よりも、非常識な合理を採る。それが自由への道」という言葉は大切にしたい。2015/03/01
涼
59
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2025/08/post-d53b27.html 本書は「自由になるための指南書」ではありません。 どちらかと言うと、ご自身の「自由を得る為の体験談」だと言えるかもしれません。 楽しく読了しました。2025/08/06
akira
51
新書第4段。 予定通り面白い。いろいろ気づく点も多かった。 「不自由」の半分は「他者の目」によるもの。他人が自分の人生を生きてくれる訳ではないし、気にしすぎると損。 そして森先生の本に度々出てくる「抽象」。これが全然分からない。具体的なものが良い固定概念があるから、なかなか馴染めない。「『抽象力』を持っている人は本質を見出だせる」これは要思索。 あくまで自由の判断は自身。自分をどう変化させるか。 「こうした体質のハンディは必ずある。人と比べてもしかたがない。自分がどうなりたいのか、だけが問題である。」2013/05/22
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