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内容説明
天智天皇の跡を継ぐのは誰なのか!?
天智の息子・大友皇子と、天智の弟・大海人皇子との
皇位継承争いが勃発する。
密かに大海人を慕う大友だったが、
心を鬼にして闘争心を鼓舞!
まるで天智帝の生まれ変わりのごとき
武者と化す。
一方、大海人軍は快進撃を続け、大友の本営直前の
瀬田橋まで到達し、もう勝ったも同然と楽勝ムード……
そこで大友は練りに練った秘策を!!
宿命の兄弟喧嘩の決着を、
古代日本最大の内乱“壬申の乱”を通して描く!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
またおやぢ
23
天智天皇亡き後に壬申の乱勃発。『急がば回れ』の瀬田の橋が史上注目されたこの一戦ではあるが、川中島合戦じゃないのだから、大海人皇子と大友皇子が直接対決するころも無かろうにと思うのは私だけかな?天智に続き大友皇子まで、大海人皇子を慕っているとは...古代ロマンBL物語の極致ですな。しかし、天武の世を1ページで終わらせ、日本書紀の成立物語と藤原氏の台頭に費やし、入鹿の物語を締めくくろうとする、当に力技を駆使しているシリーズ第10巻。しかし、入鹿の諡号がそのお名前とはね。2016/09/28
けい
13
こうくるのね。怒涛の展開。面白かった〜。2016/09/03
ぽっぽママ
12
天皇としての天武は書かれず持統もすっとばし聖武の時代へ。この思いきりのよさ!2016/09/05
しらたま
10
壬申の乱も、こう描かれると胸を打ちます。大友皇子の豹変も、父のように非情にならねば達せられないと覚悟したから。素の顔に戻った皇子の最期、泣けました。瀬田の唐橋は渡ったこともあるので、いっそう感慨深いです。でもいつも、権力に使い捨てにされる民は、哀れ。 不比等が日本紀を改稿できていれば・・・勝者の思いで固められた歴史で育った身、残念。祟りを鎮めるには、驚きの手段が。面白さが止まりません。2016/11/09
まめ@暫くイン率落ちます
5
ううんー。壬申の乱があっけなくもっと丁寧に書いて欲しかったです。古代最大の戦にも関わらず残念な気持ちです。今までの布石はなんだったのだろうと。。 そして、天武天皇が即位した時のことは殆ど書かれておらずこれもまた残念です。2017/05/23