内容説明
異世界英雄ファンタジー、待望の第16弾! 〈グラッツラー伯国〉にいるはずの神獣〈イペイラポス〉が、何者かの陰謀で皇都に連れてこられた。そのことに激怒した神獣は、本来は無関係な街を破壊しようと暴れ出す。神獣の暴走を止めるべく、摂政レクティファールは自ら出動した。しかし、皇剣では威力が強すぎ、かえって被害を拡大しかねない。やむなく力を抑えて戦う彼だが、徐々に劣勢となり、ついには一時戦闘不能に追い込まれてしまう。そこへ現れたのは、次代の白龍公と青龍公のふたりだった――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ローリー
8
図書館で借りました。また新しい国や登場人物が出てきて、脇話というか伏線になるかも知れないお話で一冊終わりました。今回は金融と外交で中立を保つ小国とレクティファールの皇国の関わりを、新たなお后候補の話を絡めて書いてます。神獣を皇国に送り込んで騒動を起こしてみたり、それに小民族の悲劇を織り込んでみたりと、色々楽しませよう、読ませようと言う姿勢は分かるのですが、本筋の話がぜんぜん進んでなくて何を書きたいのかよく分からないのです。いたずらに登場人物を増やし、后候補を増やすだけの話になってはいないかと思います。2018/04/02
加賀ますず
1
概念兵器対神獣!超存在同士の戦いが、皇都で繰り広げられる!!さり気なく出てきたルルリが今後どのように物語に関わってくるか気になる。2018/12/10
ichi
0
【図書館】山も谷もない。2017/01/24
yuhta
0
1〜16巻までの感想 山場は始め数巻の皇都奪還まで。それ以降はダラダラと山も谷もない内容。16巻なのにまだ1巻から1年経っておらず主人公はまだ皇王にもなっていない。なのにどんどん正妃や側妃が増えていっている…。内政パートは書類仕事している描写から文官に任せているのかなと想像する事は出来るが、具体的になにをしたというのは物語には出ない。プロローグに統一暦という文章が使われている巻がある事から主人公が大陸を統一したというのは想像出来るが、この物語の進むスピードで果たして完結まで行くのだろうかと不安に思うばかり2018/12/15