アルファポリス 白の皇国物語２

著者名：白沢戌亥【著】/マグチモ【イラスト】

アルファポリス（2016/08発売）

• ISBN：9784434160219

内容説明

異世界に転生した青年レクティファールは、＜皇剣＞の継承を終え、正式に皇太子となる。その彼が最初に果たすべき使命は、貴族軍と他国の軍がせめぎあっている皇都の奪還だった。下手に動けば国が滅ぶぎりぎりの状況の中、レクティファールはある大胆な作戦に打って出る――。ネットで大人気の異世界英雄ファンタジー、待望の第２弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[秋製]

四公爵との会合の末に彼らを纏める事に成功したレクト。最初のへたれっぷりは表面的になりをひそめ見事な采配振りを見せるが、傲慢や尊大にならず皇の大きな器量を見せる。でも、身の回りにいる女性達に翻弄される所は相変わらずの不器用さとヘタレっぷりを如何なく発揮するところが魅力なのだろう。

2013/05/02

[dorimusi]

皇都奪還。短期決戦はいいけど、四公爵の龍がインパクトあるなぁ。帝国とか人間じゃ相手にならんのでは？微妙に兵器が機械化されてる感じあるし、帝国とか農業に向いてるとも思えないし、あれだけ世界観設定があったのに、なんかチグハグな印象を受ける。

2024/06/09

[びゃく]

図書館。ようやく面白くなってきた気がします。しかしこの人のラブコメはちょっと苦手かも。ましてや100人や200人の妃ぐらいて言われるとどんだけ増えんだよと…。戦記的な展開とか主人公の葛藤、皇王としての振る舞いとかは心躍りました。次巻にも期待！

2013/08/09

[紫鈴]

いよいよ皇都奪還へ。前半のだらだらはどうでもいい。戦いを好まず悩める皇の姿が、しかも味方にも誰にも心情を吐露できない孤独感がとてもよかった。剣の影響がかなり出ているようでこの先心配ではある。終盤度々出てくる後世の歴史家や、後日談が田中芳樹作品を彷彿とさせる。☆４

2019/05/27

[tonkatudon]

主人公がなんというか、人間味があまり無いなあと思いつつ、ラブコメですねと思いつつ。 軍事ものとしては、あんなドラゴンを何頭も従えて、両軍に損害を出してしまうとはと思いつつ。ライトノベルズファンタジーとしては面白くなってまいりましたが。 銀英伝の影響なのか、説教臭いというか。 いや、美少女が活躍すれば自分は満足なんで。特に不満はないです。

2013/03/28