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内容説明
「くおんの森」――そこは本に魅入られた者が迷い込む場所。読んだ文字を片端から食べてしまう「紙魚(しみ)」のことを知るため、本の神様を祀る神社を訪れた遊紙(ゆうし)は、美しい歌声をもつ少年・詩音(しおん)に出会う。「本なんかくだらない」という詩音の言葉に遊紙は……!? 大人気図書館ファンタジー第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
14
本の世界から音楽の世界にも物語が広がって今後の展開が楽しみ。でも、またしばらく新刊でないんだろうなぁ2012/07/27
ぺぱごじら
13
お待ちしておりました、の4巻め。一年半とは待たせたなあと思っていたら、なんだご結婚されたんですね釣巻さん、おめでとうございます(笑)。それはさておき、話は進む。なんとなく『寂しい』という言葉や感情が、モロに前面に出されたこの巻。本の森、森人、遊紙、そして詩音。宮沢賢治『星めぐりの歌』で通じあった遊紙と詩音はそれぞれが抱える『埋まらない空虚』を補完しあえるのでしょうか。2012/07/13
藤月はな(灯れ松明の火)
9
お久しぶりです^^遊紙の中にいる紙魚視点は興味深かったです。全ての本の内容を「覚え」続けると読んだ本の内容を「忘れて」また、読む順番を変えるなり、時間をおいて読むなりして読むこととでは何を築き上げるのか?確かに幅広い読書量は貪るように本を「食べる」モノにしては大層、居心地が良かろう。そして物語を「文字」として封じ込めた本を食べる遊紙が出会ったのは物語を「音」にして世界へ広げる詩音という真逆でありながらも同じ存在との出会いだった。はてさて続く喪失という「虚」を抱える彼らはどんな「物語」を紡ぐのだろうか?2012/07/15
MTTとろろ@ご無沙汰でした
9
猫が可愛らしく、紙魚目線の遊紙が新鮮で、そして新たな人物がまた、不思議な人でした。その人と遊紙を中心になにかが起きそうです。毎度毎度、もしかしたら……と想像して本に頭から突っ込みたくなったり、扉を恐る恐る開けてしまえるような、不思議な物語ばかりで、読んでいて楽しいです。2012/07/14
ぺそこ
5
発売にはしゃぎながらもしみじみ、釣巻先生の絵はどうしてこうも美しいのかとうっとりじっくり眺めしまう4巻。新キャラもこれまた美しい!今後彼が遊紙とどんな物語をつむぎだすのか、次巻も楽しみです。そして先生、ご結婚おめでとう…!2012/07/27
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