内容説明
炎の星が輝いたあの日、デービットがフェインの投げた氷に心臓を貫かれ、シロクマのインガヴァーの霊とともに流氷に乗って北極の海に消えてから、5年の歳月が経っていた。デービットの残した最後の小説「白い炎」はベストセラーとなり、もうひとつのデービットの忘れ形見、デービットとザナの娘アレクサは4歳になっていた。リズは再会した恋人アーサーと婚約し、ザナはデービットの本の印税で癒しと魔法をテーマにした雑貨店を始めた。ペニーケトル家に暮らす誰もが、デービットを失った哀しみに区切りをつけ、新たな生活に踏み出そうとしていた――ただひとり16歳となったルーシーをのぞいては……。 200万部突破のベストセラー・ファンタジー! 全世界で愛されている小さな龍の物語!待望の文庫版「第四章」!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そばかす♪
16
ちょっと人間界と北極界と魔法の領域の話が代る代る出て来て読みにくい。龍の区別とか名前が分かりにくいのも難だけど。それでも下巻へ。2014/08/10
tario
6
ルーシーどうした?2014/08/19
白城
5
前の巻より面白い気がします。キャラクターが多く読むのが大変です。ルーシーやザナ、リズなどの女性キャラクターの心理が丁寧に書かれていて、北極でのスピリチュアルな話と対処的です。下巻へ2017/04/16
柚宇子
3
前作・炎の星や、上巻前半での退屈に感じた部分が伏線だったとわかってからがすっごく面白い! どんどんスケールが大きくなって着いていけないと感じ始めていましたが、一気に引き戻されました。ただ、やっぱりカタカナの名前が増えて覚えられないのが辛い。 2018/03/31
綾乃
3
なんだかどんどんいろんな意味で遠い世界のお話になっていく・・・。 それはそれでキライじゃないのだけど。 アレクサ→レキシーに省略されるのね。英語での名前の省略形っていろいろあっておもしろい。2017/09/28