内容説明
日本人にとって、英文法で一番難しいものの一つは、名詞の単数、複数の使い分けではないでしょうか。しかも、英文でe-mailを出す場合など、この問題は、1つの文を書くたびに頭を悩ませることになります。本書を読んでいただければ、単数、複数について、ネイティブの語感を持たない我々でも、その仕組みを論理的に理解することができます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
3
「謎解き英文法」シリーズ2冊目。途中から流し読み読了。最初に読んだのが習得が難しい「冠詞と名詞」編。気に入って即数冊大人買い。しかし、ここまで来るとマニアック過ぎるかも。加算・不可算名詞を取り扱った本著は正文・非文の枠組みを超え、「言葉は生き物」の域まで到達。米語と英語の違いは勿論のこと、グーグル検索の用例数やネイティブによる市民権を得た使い方まで紹介。例えば、Noneは単数扱いだと思っていたが、最近ネイティブの間でも揺れがあり、複数扱いが優勢だとか。驚いた。実情を知るのは大切だが、逆に混乱しそうだな。2021/03/25