内容説明
英語ネイティブは、学校文法とは明らかに違った文法法則で話す。I am liking you more and more . などはその一例。進行形、受身文、使役文、二重目的語構文、強調構文などに焦点をあて英文法の謎を解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
3
英語学習の復習を兼ねて読み始めた「謎解き英文法」シリーズも5冊目。米国留学前に英文法書をかなり読み漁ったが、これ程までに詳細に解説しているのはお目にかかったことがない。あれから随分時が経ったのもあるが。本著にあるように、状態動詞(例:likeやresemble)に進行形はないや受動態動詞は他動詞のみ等、学校で習う英語はあくまでも基本事項を押さえたもの。例外が多く存在し、更に大事なのはそれらがどのような含意を持っているか知ること。表層的な理解と深層的なものでは別世界。前著と若干被る章もあり、後半流し読み。2021/05/06
てながあしなが
3
「冠詞」編に引き続き、「謎解きの英文法」2冊目。オビに惹かれて買ったが、なかなか進まず、やっと読了。直接話法には話者の判断も記述されるため、Mike said that the man who is a lair is honest.のような文も容認される。2016/12/14
くにお
2
進行形、受け身文、使役文、強調の分裂文(It is X that ...)、文の「前提」に関する面白い(やや込み入った)現象をそれぞれの文型の「機能」的な制約からすっきりと説明。特に使役動詞make, get, have, letの使い分けを使役者と被使役者の特性によるまとめた章が秀逸。受け身は主語が動作の「総体的ターゲット」でないといけない、というのが少し分かりづらい。読了後は各章のまとめと例文を見れば復習はばっちり。英語教師や語学オタク向け。普通の英語学習者や一般読者にはちょっと難しいのでは。2018/08/31
Memoru
0
流し読み - 状態動詞 - 受け身文 - 受け身文ー動作主が明示されない文 - 自動詞の受け身文 - S+V+DO+IO + give型 + buy型 - 使役 - 分裂文 it- - 前提と間接話法2022/11/03