内容説明
朝ご飯の香りにみちた厨房で、和穂は眠い目をこする。今日もごく普通の代わり映えしない一日が訪れるはずだ。友人と塾へ行き、買い物をして、そして、そして……あれ、殷雷って誰だっけ!? 弱い力しか持たない宝貝に和穂は窮地に追い込まれた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レモン
27
奮闘編の中で一番の傑作。まだあと1作あるが、面白さが抜きん出ている。表題作の『夢の涯』はもちろん、『刀鍛冶、真淵氏の勝利』には思わず唸らせられる。封仙ファン×ミステリ好きには堪らない。道化役っぽい導果先生も、ただの道化ではなく完璧な物語のピースとなっている。読了後、タイトルの意味に気づき悶絶すること必至。1作目以外の全てが、ほぼ回収が絶望的な状況で、読者の頭の柔らかさが問われているような気分。落語が好きな人にもおすすめ。著者の短編執筆の力量が確実に上がっており、ラノベと躊躇せず是非読んでほしい1冊。2022/01/06
ABCorenge
8
タイトルの夢の涯が良い。読メの感想も軒並み高評価、これだけでも読む価値あり。2021/09/12
マッチ
6
「夢の涯」は間違いなく傑作。2012/12/01
でーたべーす
4
夢の涯が素晴らしい。短編の完成度がグングン上がってる2012/05/19
ミシマ
3
今さら今年が封仙20周年だったことを知り感慨深く読み返していますが、やっぱり奮闘編のバランスが好きです。本編も勿論好きなのですが落語的な落ちが小気味いい。表題作の『夢の涯』はドラマガで読んでものすごーく感銘を受けて速攻でドラマガ自体をお買い上げした思い出。ドラマガ掲載版の殷雷の挿絵がとても格好良くて好きだったなー。そんでもって最後の殷の字の台詞がいい味出してます。2015/11/20
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