からん（５）

著者名：木村紺【著】

講談社（2016/04発売）

• ISBN：9784063107036

内容説明

国体予選京都大会が始まった！　参加階級の規定内に収めるため、ハードな減量を行った大石萌（おおいし・めぐみ）。なんとか大会当日までに間に合わせることはできたが、その前に萌をライバル視する実力者、洛彩女子高の大和美和子（やまと・みわこ）が立ちはだかる。体調、そして萌への対応策も万全の彼女を倒さない限り、全国へのチケットは手に入らない！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よきし]

今回も炸裂する雅の仕掛け。そしていよいよ国体の京都予選。徐々に他校のライバルも登場でこの漫画初の試合は断片的ながら非常に熱い試合だった。そしていよいよ京の店だし。こちらもまさかのハプニング。いろいろこちらも裏があるようで、じょじょに明らかになっていくのが楽しみです。次巻予告でますます期待が高まりますね。

2010/11/06

[メロン泥棒]

今回は萌先輩の減量顛末と試合本番。すごい。手に汗握ってゾワッと感動がこみ上げてくる。さらに今回は他校に進学した高瀬のライバル達も登場。孤高のカリスマ萌先輩と人たらしの高瀬がどう共鳴し、そこに静かな熱血派京がどう絡んでくるか、今後の展開も楽しみ過ぎる。

2010/11/03

[miyaina]

歴史的・ドラマ的・物理的な力学の作用点として翻弄される人間を描いて、なお世界への抵抗の身振りを具体的に示していて感動的。とりわけ京都という“濃い”土地を舞台として選んだ作者の決意が主人公に乗り移って迫力を増してきた！続刊が待たれ過ぎる。

2010/10/28

[ころも]

雅の超人ぶりはとどまるところを知らない…が、どこかで壁につぶつかりそうでハラハラするなー。あの性格で乗り切りそうな気がするけど。百先輩の気遣いも心にしみる

2010/10/26

[茶ま太]

この作品の読後感はホント独特だなあ。主要キャラに感情移入し難く、一番人間らしいのがライバルキャラだったり。　全体から発する違和感がずっと続くので先が少しも予想できず気が抜けない。良くも悪くもすごく人を選ぶマンガだと思う。　先が非常に気になる漫画です。

2010/10/25