内容説明
キセキによって分断させられた35小隊。世界がキセキに侵食され、颯月がインノケンティウスをふるう絶望的な状況下、小隊メンバーはタケルが願いを貫けるよう、戦い続ける。そしてラピスもまた――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
36
雑魚小隊と呼ばれた35試験小隊たちの物語の12冊目。鬼に飲み込まれ、世界中の人々が死んでいく中、タケルとキセキの兄妹喧嘩が始まる話。クライマックス感がハンパない。期待を裏切らない我らが下種野郎ホーンテッドさんと隼人の戦いも凄かったけど、颯月も清々しいくらいに下種野郎やなぁ。空気読まない選手権の空気読まなさ加減が酷い。小隊メンバーたちを絡めながら、キセキとタケルの因縁にも一先ずの決着がついた訳ですが、下種ラスボスが全てを台無しにして上巻は終了。最終巻が楽しみです。2016/03/20
Yobata
30
オロチとの決着がついたのも束の間、キセキの決意が世界を覆う。35試験小隊は鬼に飲み込まれ、世界中で人々が死んでゆく中で、タケルはあくまでもキセキを思い、最大最強の兄妹喧嘩が始まる…。ついにキセキの百鬼夜行が世界を飲み込むも、キセキを思い,タケルを信じる小隊達は心までは飲み込まれず、タケルも世界の危機とキセキを天秤に掛け、未だにキセキと共に生きる道をとる。世界を終わらせたいキセキはかつての「タケル君」を望むも、それはもう昔であり,望まれた通りのタケルであって、本当のタケルをわからせる為に剣が振るわれる。→2016/03/19
よっち
24
オロチと決着もキセキの百鬼夜行が世界を覆い、35試験小隊の面々も飲み込まれてそれぞれキセキと向き合い、タケルはキセキと世界を巻き込んだ兄妹喧嘩を繰り広げる第十二弾。キセキを助けようとするタケルに対し、絶望して共に死んで欲しいと願うキセキ。平行線に思えた喧嘩の行方でしたけど、頑なだったキセキを動かしたのが彼女ときちんと向き合った35試験小隊の仲間たちのやりとりで、仲間と力を合わせた空気を読まないタケルの粘り勝ちが見えかけた分、ラスボスのゲスぶりが際立ってましたね。いよいよ終わりも近づいてますし最終巻に期待。2016/03/21
ナカショー
21
世界を賭けた壮絶な兄妹喧嘩。兄妹揃って互いのエゴを通そうとしててやっぱり兄妹だなぁと思いました。悪役達の空気の読めなささといったらもう・・・。お前ら空気読めよ!空気読んでさっさと○ねよ!となりましたね・・・。最終巻でどの様に決着が着くのか楽しみです。2016/05/26
ツバサ
13
クライマックスの前後編の前編。桜花とヴラドの別れは泣けましたね。タケルとキセキが互いの気持ちを確認して仲直り出来たのはとても良かった。だが相変わらず空気が読めない2人が場をかき乱す。最終巻できっちり死んでくれますよね。最終巻楽しみ。2016/03/24
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