内容説明
アルケミスト襲撃から帰還した35小隊の新たな任務。それは、桜花の父であり先代異端同盟リーダー峰城和眞の遺物を探しに、不可視災害の嵐吹き荒れる聖域へ赴くこと。そこに鳳颯月の秘密が隠されているというが……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
29
タケルとキセキが袂を分かち、第二次魔女狩り戦争が始まってしまった中タケル達雑魚小隊は桜花の父が残した資料を探すため臨界点へと向かう…な話。今回は小隊メンバーが彼女達らしいドっ直球でな言葉でタケルを励ましたり、京夜との和解があったりとすごい青春してましたね。和解した後の京夜がちょっと可愛かったです。桜花、マリの共闘や隼人の圧倒的に力が見れたりと戦闘シーンもかなり面白かった。特にうさぎが大活躍してくれたのが嬉しかったですね。キセキも動き出したことで更に激しい戦いとなる事が予想される次巻が楽しみです。2015/04/19
ナカショー
23
35小隊がとんでもスペックの隼人と戦ったり、隼人に視点を当てた話の展開で面白かったです。物語もクライマックスに突入して、これからの展開が非常に気になる所。下巻も読んでいきます。2016/01/08
よっち
23
タケルとキセキの想いが決定的にすれ違い、ついに第二次魔女狩り戦争が始まってしまった第十弾。桜花の父・峰城和眞が遺した鳳颯月の秘密を探しに臨界点へ向かう今回でしたが、これまで仲間の多くの危機を救ったタケルだからこそ、仲間たちもタケルへの想いだけでない、部隊の絆があるのがこの物語のいいところですね。連携がわりといい感じになってきた35小隊の成長も見れましたし、キーマンになりそうなタケルもまた難しい状況に置かれそうですが、きっと皆で力を合わせて乗り越えてくれると信じています。上下巻の下巻となる次巻も期待ですね。2015/04/19
Yobata
23
タケルとキセキが袂を分かち,マザー達も参戦を表明し、ついに第二次魔女狩り戦争が始まってしまう。異端同盟の流はタケルにこの戦争を止められるかもしれない桜花の父・峰城和眞が遺した鳳颯月の秘密が書かれたものを探しに臨界点へ。その一方で和眞の部下だった鐵もそれを求め臨界点に…。始まった戦争。自分の願いとキセキの願いが違い落ち込むタケルに雑魚小隊の直球の励ましwマリとか本当ストレートだねぇwタケルによって変えてもらったからこそタケルに言える事…タケルも他人には即決で助けるのに自分の事だとグジグジと…ラピスの→2015/04/18
晦夢
17
キセキに伸ばした救いの手を払いのけられたタケルは、仲間のためにも立ち上がり峰城和眞が残した文書を探しに行く。隼人と和眞の過去話にタケルと京夜のやり取りとか、なかなか男臭い今巻。うさぎの活躍が良かった。やっぱうさぎ可愛いな。最後颯月の真実が明らかになり、これからの展開が楽しみ。下巻も待ち遠しい。2015/04/25
