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内容説明
岡っ引きの部下・下っ引きの“いち”こと市蔵と、吉原の花魁を客とする付け爪師の“まつ”こと松之丞は縁があり、名コンビに。
ある晩、老舗の提灯問屋から京友禅の花嫁衣装が盗まれた。いちとまつは、その提灯問屋の娘・八重と手代・長助が只ならぬ関係であったことを見いだす。八重の結婚を阻止しようとしたのは長助なのか。
だが、その長助が突如、病死する。そして彼の後を追い、八重が永代橋から身を投げて……!?
熱血漢“いち”と、色男“まつ”が活躍する痛快バディ江戸活劇、待望の第2集がついに発売ですぜ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei@名古屋
11
無事に二冊目も。しっかりと一冊ずつ堪能できるのがまたよいですね。次巻に期待です2016/02/08
ぐうぐう
11
捕物帳というからには、事件が起こる。そして捜査があり、真相が暴かれる。そこには当然、ミステリの要素があるのだが、推理のおもしろさだけでは終わらない懐の深さが、『いちまつ捕物帳』にはある。オマージュを捧げた『佐武と市捕物控』がそうであるように、事件以前に江戸に住む人々の生き様が、あくまでも作者の描きたいテーマなのだ。2015/12/05
またおやぢ
6
ハッピーエンドだけが物語ではない・・・とは分かっているのだが、そこまで無残な終わりにする必要はあったのかしらん?と首をかしげるシリーズ第2巻。ちょっと無理繰り感が否めませんな。2016/12/24
てつ
5
ちょっと悲しい人情もの。1巻丸ごと使っての大作。読み応えあり2023/04/13
ジーク
3
若い二人をそんなに追い詰めては…。ほろりと苦い読後感ですが、続編が待ち遠しい。2016/02/13