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内容説明
全日本ジュニア選手権初日。かすみはショートプログラムで、頭が真っ白になって失敗してしまう。原因は、試合がはじまる前にかすみが瀬賀冬樹に『お守りペンダント』のことを話したことで、冬樹の演技がボロボロになってしまったことにあった。そのペンダントは、冬樹が7年前に亡くなった姉の花音さんにあげたものだったのだ。自分を責めるかすみの前に花音さんがあらわれ、「わたしの言葉を冬樹に伝えて。」という――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
29
フィギュアスケートもGPシリーズ前の前哨戦が始まってきました。それぞれの戦いを今は随分見られるので嬉しいです。全日本ジュニアは波乱の幕開け。でもそんな酷い事にならなくて一安心。試練の度、滑る度少しずつかすみちゃんの表情が凛々しいものになってきて、その成長の惚れ惚れとしてしまいます。ジゼルさんこと花音さんの秘密。どうしてフィギュアスケートの衣装を着てバレエシューズを履いているのか。その秘密も明らかになりひとまず大団円。次からはジュニアに本格参戦かな。氷上に咲き初める春の花の様なプリンセスにいつかなれます様に2017/10/09
sawa@てゃん໒꒱· ゚
5
ほんとに「波乱」でした。一気読みしちゃった・・・2016/08/03
kanakokamodamon
2
かすみの前に現れたジゼルさん。なぜ、かすみにだけ見えるのか。そして、なぜ瀬賀くんに見えないかが明らかになります。かすみを通じて、ジゼルさんが瀬賀くんへの想いを伝えるシーンに胸が熱くなりました。かすみもまた、自分を見守ってくれている存在に気付きます。「自分のことよりも、だれかを大事にしたい、どんなことをしてもその人を助けたいって思えたとき――きっと人は強くなれるんだ」と思う、かすみ。最高にかっこいいです。かすみと共に、読者も成長できる作品だと思います。
道錬
1
専門用語がかなりたくさん出てきた。意味が分かればさらに楽しめる気がする。2017/04/29
カヤ
1
第1部完。4巻読んてないけどキレイにおさまってほっとした。2016/08/02