講談社青い鳥文庫<br> 氷の上のプリンセス ジゼルがくれた魔法の力

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講談社青い鳥文庫
氷の上のプリンセス ジゼルがくれた魔法の力

  • ISBN:9784062854139

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内容説明

小さいころからフィギュア・スケートを習ってきた小学6年生の春野かすみ。5年生の冬父親が事故で亡くなってから、得意のジャンプがうまく跳べなくなってしまう。優勝を求められた地方大会でも大失敗し、経済的な理由もあって、引退を考えていた矢先、頼まれて行った無料開放日のスケート・リンクで、久しぶりにジャンプの感触を取りもどす。そこで、突然、男子ジュニアの全日本チャンピオンから話しかけられて――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

33
確かこの方は以前にもフィギュア物を書いていらしたような。「ライトノベル・フロントライン」で児童文庫は一般的なライトノベルとは全く異なるエクストリームなのだと紹介されていて。ふと懐かしくなって読みました。ライトノベルより社会の動きに沿っているのかな。憧れの王子様の口が悪いのはテンプレートのようで、面白い。精神的支柱であった父親の死、借金、引っ越し、母との葛藤、飛べなくなってしまったジャンプ、と小学生女子が背負うにしては重すぎる展開山盛りですが、そこは青い鳥文庫なので大丈夫。ちゃんと良い形で終わらせてくれます2017/06/21

たまきら

32
現在娘さんが夢中のシリーズ。今日帰宅後夜8時までず~っと本を読んでいて、夫ブチ切れ。はあ~…。2022/04/15

ジョー

29
青い鳥文庫は言葉が響いてくるのが多いけど、『氷の上のプリンセス』は格別。 「大丈夫、きっとできる、自分を信じて!」にはどれだけ救われてきたか。この言葉以外にも『氷の上のプリンセス』シリーズには励みになる言葉が多い。 父親が事故で亡くなった影響で得意のジャンプが飛べなくなったかすみ。 一時はスケートを辞めるが、偶然に恵まれ再びスケートができる喜びを胸に成長する。 時には負けそうにもなるが、負けずに成長していく姿に何度読んでも飽きない。 スケートはやっていないが、バイブル的一冊。2022/03/03

sawa@てゃん໒꒱· ゚

6
ママにばれたらどうするんだろう・・・とヒヤヒヤでした。2016/08/03

ジュリ

4
1,2回失敗したからとあきらめてはいけない。失敗から学ぶことがある。失敗したからといってやめてしまったら、そこから成長できないし、何もできない。2020/06/09

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