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内容説明
吸血鬼との戦争で、
人間が勝利してから35年。
かつて英雄と呼ばれたハンスの前に
“骨食い”の化け物が現れる。
人間を使って繁殖するという
脅威に立ち向かうべく、
老兵は再び、牙を研ぐ―――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
35
人は弱いがために知恵を使う。それが誤った方法であろうとも。三つ巴になるのかな。2019/09/07
眠る山猫屋
20
面白くなってきたかな!ぶれないハンスと倒したはずの吸血鬼の王ファウストの邂逅、グリムの宣戦布告、そして 立ちはだかるレイフ。おまけのレイフが悲愴過ぎて・・・。35年前に置いてきた哀しみが、体力よりもハンスの心を削るのだろう。2016/05/10
磁石
19
グリムは骨を貪り、吸血鬼は血を啜り、人間は肉を喰らう。形が違うだけでともに化物である。吸血鬼は人間を食料としてきたが、その逆もありえる。不老長寿と超常の力を得るためにその肉を喰らい、生態その他もろもろを研究し尽くす。誰も彼もが業を持っている、今までの常識に安穏としていられない、否応なく変化が訪れた。……ここまで面白く話が膨らむとは思わなかった。2016/05/26
しましまこ
17
じい様だけじゃない!黒髪長髪、吸血鬼の王様にクラクラ。副団長と隊員達、熱く面白くなってきた。早く次巻を!カバー下こんな可愛くていいの?2015/12/13
サクジツ
11
秋水が仲間になり、心強いと思った途端、ハンスの前に現れたのは殺したはずの吸血鬼の王だった。いろんな人の陰謀が渦巻いてておもしろい。35年前にハンスが率いてた銀狼団は皆信頼しあってていいチームだったのに、今はあんな姿になってて辛かったな。あれ自分の意思あるのかな?辛いな。2017/03/29