内容説明
名月の活躍で高野山に春が訪れてから数ヶ月――和菓子屋さんの繁忙期、お盆を意識する頃合いが来た。だがそこへ舞い込んだのは、春寿堂に霊のための道を通すというお達しで!? 突然の立ち退き命令に、玉藻は……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
58
完結編かと思うほどの感動大巨編だった。玉藻の回想と名月にだけ見える幽霊の正体が早い段階で(読者には)分かるのもいい。玉藻が「縁」にこだわる理由もわかる。餡切作業がこんなところで生きてくるとはねえ。2023/04/11
み
24
さくさくと♪今作のあずきちゃんは、別人のような行動も!(◎_◎;)それよりも七福神の固定概念が壊れました^^;次の縁はどんなでしょ。2018/02/14
よっしー
18
今回は高野山を飛び出し、京都まで縁を結びに行く羽目になった名月。師匠でもある玉藻の過去が少し明らかになりました。京都の狐達との邂逅もまた良かったです。どこに行っても師匠は振り回す側なのですね!! そして、あずきも出来ないわけではないと言うところを少し見せてくれましたが…やはりお店の商品を大量試食してぐうたらしてる姿の方が安心しました(笑 2021/11/21
しゅてふぁん
17
名月の縁を結ぶ才能がどんどんパワーアップしてる。あずきがちょぴり賢くなってきた?(笑)これまでの登場人物が勢揃いして楽しかった。2016/04/05
onasu
15
3年間、和菓子作りに勤しめば、人ならざる者を見る体質を直してやろう(店主、辰狐王玉藻)という契約(?)で、高野山麓の和菓子屋「春寿堂」に住み込みで働く名月(ナツキ)だが、縁ができるのは人でない者の方が多いという4巻目。 前巻では丸1年ながら、大団円でもという雲行きだったせいか、今回の舞台は半分が京都。玉藻の過去を垣間見せるという意味では順当とも言えるが、私感としては高野山界隈の生活感漂う雰囲気が減ったのは残念。 とは言え、高野山、和菓子、あやかしというところはまだまだ楽しめそうなので続編も近いうちに。2021/08/15
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