内容説明
覇都エルメキアで新たなる「英勇」への道を明らかにしたレンたちが向かうのは、エリーゼの弟である魔王が治める冥界。沈黙機関の存在が、ただでさえ緊迫した状況をさらにヒートアップさせることに――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
θ(シータ)
116
「冥界では欲望の強さこそが全てを決する。さあ偽英勇、貴様の欲を知恵と力と手段とに変えて挑んでくるがいい」悪魔法印を手に入れるために冥界を訪れ、ついに沈黙機関の正体が明かされる怒涛の第5弾。何というか現魔王が不憫だなとw外見は悪魔そのものなのにエリーゼの前だと取り繕っている体裁がボロボロに崩されるという。現魔王、これからも頑張って下さい…。レンは相変わらず熱さでとてもカッコ良かったね!少しずつ憧れの英勇に近づいるのも窺えるし。そういえば、エリーゼの夫になる話の決着はどうなったの!?星四つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】2016/01/04
スズ
66
世界録が封印されし終焉の島の結界を解くべく、最後の法印を所有する魔王との謁見のため冥界を目指すレン達は、聖地カナンを出立し、魔境・バネッサ湿原に存在する審門に向かうが、冥界へ通じる審門が何者かによって破壊されていて……。レンに対して傲岸不遜な態度を表す魔王でしたが、姉であり先代魔王であるエリーゼの登場で慌てて逃げ出そうとした場面が好きで、冥界最強の悪魔である五大災の未登場メンバーも登場し、現魔王よりもエリーゼの方が威厳があって笑ってしまった。様々な旅団や組織を相手にした世界録争奪戦から今後も目が離せない。2017/09/17
まりも
51
シリーズ第五弾。レンたち「再来の騎士」が、最後の封印を解くために冥界へ向かう話。色々と伏線が繋がってきたことで、面白くなってきましたね。これまでの展開で張られていた数々の伏線が繋がっていき、物語をより壮大にさせるこの技量の高さは流石です。かつての災厄「沈黙機関」の正体や、現魔王の登場と今回も読み応え十分でした。戦闘シーンもこれまでとは違った展開となっていたので、中々良かったですね。物語も終盤に差し掛かってきたようだし、レンたちの冒険がどんな結末を迎えるのか。次巻もとても楽しみです。2015/10/25
よっち
43
覇都エルメキアを舞台とした激闘で名声を高めたレンたち「再来の騎士」が、最後の封印を解くため冥界へ向かう第五弾。今回はエリーゼの故郷である冥界が舞台ということで、これまで登場した五大災たちやエリーゼの弟で現魔王のヴェルサレムも登場しましたが、意外な一面も見せたりで少し印象が変わりました(苦笑)魔王宮を舞台にした沈黙機関のディスカントとの対戦は、レンにとって初めて精霊の助けが得られない苦しい戦いでしたけど、世界録を巡る様々な背景も明らかになってきて、終盤に向けて物語も盛り上がってきましたね。次巻も楽しみです。2015/10/22
ナカショー
41
今回も面白かった!最後の法印を受け取るべく向かった冥界で、沈黙機関に襲撃される話。今までに出てきた五大災や新しく五大災出てきたりと(悪魔で)賑やかな感じで良かった。ただ、沈黙機関とのバトルは非常に盛り上がって面白かった!次巻も非常に楽しみ。2015/11/04
-
- 電子書籍
- 愛の空間 男と女はどこで結ばれてきたの…
-
- 電子書籍
- 歪みの国のアリス
-
- 電子書籍
- むこうぶち 高レート裏麻雀列伝(42)…
-
- 電子書籍
- むこうぶち 高レート裏麻雀列伝(39)…
-
- 電子書籍
- 治療を受ける前に絶対知っておきたい イ…