内容説明
料理自慢の坊主が、「がんもどき」ならぬ「つるもどき」という料理をつくったらしい。魚之進がその寺を訪ねると、すでに坊主は殺されていた。兄・月浦波之進が死ぬ前に言い残した「この世ならぬ」料理とは、精進料理のことではないのか?新米同心・魚之進が新江戸料理を隠密捜査する大人気シリーズ、第四弾!
目次
第一話 つるもどき
第二話 へったれ漬け
第三話 ちくび飴
第四話 怪談そうめん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やも
82
【つるもどき】がんもどきって、鳥のがんから来てるの知らなかった。がんもどきならぬ、つるもどきってなんぞや🦩【へったれ漬け】へたれが作るへったれ漬け。そんなへたれでも、やる時ゃやらぁ!【ちくび飴】若い女の子が売ってる飴がちょいとお高いのにバカ売れ🍬その理由は…🙈💕💦【怪談そうめん】小川を流れるそうめん。誰がなんのために?▶いつどんな時でも楽しめるシリーズ✨4巻も安定して面白いわぁ😆5巻以降も買い揃えちゃった🎶2025/01/19
ぶち
72
"この世のものとは思えない味"が手がかりの兄殺しは、なかなか進展しません。 まぁその分楽しみを後々までとっておけるのですが..... 今回は特筆するような料理は登場しませんでしたが、「ちくび飴」では魚之進のうぶな純情さが垣間見えてニンマリです。2018/05/12
sin
61
相変わらず謎解きは穿ち過ぎで魚之進の推理にピリッとしたところが感じられない。義姉が感じた謎の視線も引っ張ってきた割には中途半端な落としどころで、もしかしたらと巨悪の存在を匂わせておいてそこに触れていかない所もじれったい思いがする。なんだかんだと読み進めてきたが魚之進を取り巻く面々も掘り下げが出来ていないためにいまひとつ魅力に乏しいのが残念だ。今後、河内山宗俊との絡みがもっと増えれば物語が引き締まってくるかと期待しつつ…2016/01/27
kagetrasama-aoi(葵・橘)
43
「隠密 味見方同心」第四巻。前巻で北谷道海と名乗る人物(どうやら河内山宗俊らしい)や悪の首魁っぽい人物が登場、段々真相に近付いているんでしょうか?食べ物に関しては、度々自称”味見師”の「味見番付」の版元の文吉の知恵を借りに行きます。大体メンバーが出揃ったみたいです。第三話では魚之進が女性に対して凄く初な様子が描かれていて、いい感じです。「この世のものとは思えないほど美味しい料理」は進展無し、その謎が解けるのが、待ち遠しいです。2024/08/02
たち
41
兄の遺言「この世のものとは思えないほど美味しい料理」を求めて今日も探索を続ける魚之進。今回も変わった食べ物が次々と出てきます。「つるもどき」では、鶴の肉の味を聞きに、あの大悪党の疑いのある北谷道海のもとへ単身乗り込みます。この道海、なかなか面白いキャラクターで今後の話の展開にどう関わってくるか楽しみです。2016/10/28
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