内容説明
高野山空海廟堂の配置から 天才美空は、ついに卑弥呼の墓所を発見した。富士山麓・青木ヶ原 の樹海、巨大洞窟に入る美空と精神(サイコ)ダイバー九門、毒島。やがて毒島と九門は最後の精神(サイコ)ダイブに挑むが……。エンターテインメント史に燦然と輝く伝説の巨編、ここに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くらげ
2
遂に完結。長かった。そして壮大な物語だった。2015/07/08
miubw
1
ちゃんと完結したし、黄金と日本史、卑弥呼の墓所などの挿話は面白かった。溶岩樹形とか。だけど、キャラクターを増やした割に全員は活かしきれなかった感じ。竜頭蛇尾だったキャラ→黒御所、梵、思わせぶりだったのに活躍しなかったキャラ→渦紋、四郎、鬼奈村典子 鳳介が巫女の役割を果たすんなら鬼奈村典子は何だったのか。文成も存在感薄かった。毒島と美空と猿翁は活躍してた。毒島の文句ったれな述懐も楽しんだ。それとは別に、主要キャラがほとんど死なない中でその人はそんな無惨な死に方しなくても良いでしょうよと思った。2023/01/26
ほにょこ
1
★★★☆☆ ついに完結。サイコダイブ凄すぎです。お前はミュウヒハウゼン男爵かとツッコミを入れたくなりましたね(笑)。個人的には毒島たち探検隊メンバーの本気のバトルも読みたかったですが、その点では少し残念でした。何はともあれ壮大なお話しがきちんと完結して満足です。2020/12/22
渡邊利道
0
あまりにもわびしい結末。とくに北野涼子は、ずっと本人視点がなく再登場でああいうことになっているというのは残酷過ぎるだろう。もっとも物語の引力から考えると妥当な展開ではあるんだけど。最後のサイコダイビングは、やはりサイココンバーター抜きのダイビングというのが「なんでもあり」過ぎるのと、列島=地竜というのも、『比喩でしか表現できない」というのは成程と思ったが、それでも小説のリアリズムとしてはやはり弱い。それでも転章はワクワクする感じでちょっとホッとした。2016/09/25
springmc
0
予想外に収まるところに収まった大団円というところでしょうか。そしてまた、続編???2015/01/16




