内容説明
野望を成就すべく獣師猿翁は文成仙吉と手を組んだ。そして精神ダイバー九門鳳介を仲間に引き入れるため向かった小田原で、空海の四殺を狙う腐鬼一族の梵と激突。一方、毒島獣太は奇妙な精神ダイブを依頼される…。壮大稀有な構想、圧倒的な迫力で贈る大河巨編第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこ
3
九門鳳介も良いのですが、もう一人のサイコダイバー・毒島獣太も好きなキャラで、周囲の状況を音楽に置き換える手法とか文成仙吉と張り合うシーンとか面白いと思いました。黒御所に空海が取り付いている感じなのでしょうか?まだまだ、敵味方が入り乱れている感じですがこの後に期待します。2012/08/08
miubw
2
読みやすい。話はあまり進んでいないが、登場人物たちがどんどん出会いまくっていて飽きない。梵vs文成より梵vs岳が見たい。最後の影は誰だろう?2023/01/09
ほにょこ
2
★★★☆☆ まだまだ序章という感じですが、毒島と文成が出会ったりと、様々な糸が絡み始めました。ますます期待が高まります。2020/11/09
渡邊利道
0
文成と毒島の出会う。この物語のなかで実はサイコダイバーだけが妙な役回りで、どこに対しても義理も執着もない。悪でも善でもなく、なのでどこにどういうふうに出るかまったく予想がつかない。物語の複雑さを活かしているのはこいつらの粗z内だと思う。ときに毒島のトリックスターぶりは際立っていて、鳳介がいまのところワリを食ってる感さえある。2016/09/19