内容説明
九州南部に上陸した中国空挺兵の多くは、着地点を誤り分散したことで、自衛隊や地元〈義勇軍〉に殲滅された。しかし、孤立しながらも生き残った兵たちは、劣勢な中で生き抜くため、数ではなく知恵を使いはじめる。彼らがインターネットやマスコミを使い「投降」の意思を公にしたことで、日本は迂闊に攻撃できなくなったのだ。そして、ここにきて北京の指導部の切ってきたカード「核兵器の使用」が日本政府の判断を難しくした。戦況は圧倒的に日本有利の中、戦いの終息に向けて、それぞれの上層部は、どう舵を切っていくのか? いよいよ、日中の戦いは佳境に突入する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くましろう
1
一方、薩軍は熊本城をめざす。何か、すごい人たちが住んでいるのか?2016/12/09
ことよん
1
いやー、核の脅しですか?北朝鮮なら、すぐ使いそう。中国も使いそうな。信頼関係が無いと、そういうこともありそう、と思うのが、悲しい2016/09/11
Kenny00h
1
どうする?中国共産党、って思ってたら、核をちらつかせてきましたかー。しかし、核の脅しにも顔色一つ変えない麻生さん、すごいなー。普通ね、こういうときはパニくる人だらけになると思うんだけど、本書じゃだれも脅しには屈せず、平然と対処してるのがすごいな。ま、お話しだからね。それはそれとして、ガルパンきましたかー。74式ですかー。あれもねー、昔乗せてもらったときは最新鋭の戦車でえらいかっこいいと思ったもんだけど。自衛隊OBとか、74式とか、F-4とか、年寄りが活躍するのがわしゃ嬉しくてのぉ。 2015/10/04
アオイ模型店
1
まさかここに来てガルパンとパトレイバーネタを読まされるとは思わなかった。 まあ、ネタそのものは相変わらず滑ってるけど(苦笑)2015/07/02
カラヤ3
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熊本・鹿児島の県境の攻防。3号線や九州高速道は何度も通っているので地形を思い浮かべながら読んだ。2016/09/17