内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
同時代を走る若手2人の理論と戦略
NA建築家シリーズの第6弾。若手世代の筆頭となる1971~1972年生まれの人気建築家にスポットを当てます。2人はともに「せんだいメディアテーク」のコンペ(1995年)をきっかけに設計に希望を見いだしたという共通点を持ち、自身の事務所の設立もともに2005年。同年以降のものを中心に2人の作品にクローズアップしながら、それぞれの生い立ちや設計理論をお互いにインタビューをし合う形であぶりだしてもらいました。さらに、かつての恩師で著名建築家である伊東豊雄氏や古谷誠章氏との対談などを通して2人の成長の過程を明らかにします。
【主な内容】
平田晃久編
Chapter1○平田晃久ができるまで(吉村靖孝氏によるインタビュー+伊東豊雄氏との対談)
Chapter2~3○平田晃久を読む(作品紹介+関係者のコメント)
Chapter4○平田晃久をひも解く(吉村靖孝によるインタビュー)
吉村靖孝編
Chapter1○吉村靖孝ができるまで(平田晃久氏によるインタビュー+古谷誠章氏との対談)
Chapter2~3○吉村靖孝を読む(作品紹介+関係者のコメント)
Chapter4○吉村靖孝をひも解く(平田晃久氏との対談)
てい談/平田晃久氏VS吉村靖孝氏VS倉方俊輔氏(同世代の建築史家)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
11
▼21世紀に活躍する若手建築家は、みな「せんだいメディアテークの子」らしい。社会批評界隈でひとつの座標になっている1995年。阪神大震災があり、地下鉄サリン事件があって、建築業界では「せんだいメディアテーク」のコンペがあった。伊藤豊雄vs古谷誠章のコンペ、当時平田氏は伊東事務所の所員で、吉村氏は古谷氏の教え子としてコンペに参加。▼平田氏の「結局、伊東さんはニュートン的で、諏訪湖育ちだから水平的。自分はライプニッツ的で、ニュータウン育ちだから褶曲的だ」っていうコメントが印象に残った。2017/10/01
nbhd
6
伊東豊雄さんに対する愚痴。2018/07/19
たいぞん
0
平田さんは竹山聖さんと伊東豊雄さんに師事していたのか!2020/04/09