NA建築家シリーズ 03 内藤廣

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NA建築家シリーズ 03 内藤廣

  • ISBN:9784822266837

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内容説明

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現代を代表する建築家の建築物と思考の変遷をたどるシリーズ書籍の第3弾。
内藤廣氏は建築・土木分野を横断的に活動する建築家。本書は「日経アーキテクチュア」創刊以来の内藤氏に関する記事を厳選、書き下ろし記事を加えて時代ごとに再構成しました。「海の博物館」から最新の「旭川駅」まで、内藤氏の主要作をすべて収録したほか、インタビューや特別対談も掲載した同氏初の作品・インタビュー集です。
東京大学副学長としても活躍する同氏が初めて明かした「東京大学での内藤式教育法」など、読みどころ十分の一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつもり

1
表紙となっている島根県芸術文化センターをはじめ、魅かれる建物がとても多いですが、なかなか行けなさそう…。「表層のデザインで恣意性を多く介在させると、できた瞬間における空間のインパクトは強いが、時間性は弱まる。時間性を大事にしようとすれば、自意識をねじふせなければならない。私の場合は、時の流れに耐える空間を設計するために、…構造や機能、設備をより重視したい。」(P.20)「建築の竣工時に価値の最大ピークがくるようにつく」(P.46)られる建築とは異なるものづくりができないかという模索に共感しました。2022/01/08

christinayan01

1
対談が多いのでファン必見の一冊。私は写真目的で。やはり木の使い方が素敵だ。他の建築家よりも構造に対する思慮がかなり強く勉強になる。 建築家を続ける気もそんなになかったみたい。建築が好きだという情熱は口からはそんなに出てこないがすごく精神を注ぐタイプという印象。口から発する言葉は考えていることのほんのわずかでしかなくて、本当に頭脳明晰なんだろうなあという気もした。2020/02/25

1
本書は『日経アーキテクチュア』にこれまで掲載された内藤先生のインタビューや対談、建築物の解説などをまとめたもの。時代の変化に耐えうるような建築への志向は、出世作である『海の博物館』のときから常に一貫していることがよく分かる。また構造や素材、ディテールといった技術的なものへの拘りも、それが流行に左右されない「確かで変わらないもの」だからであり、さらにその姿勢はメタフィジカルなものへと偏重した現在の建築教育に対して、フィジカルなものの大切さを教えてくれる。2011/06/23

とうこ

0
メモ。いかにメンテナンスの負担を軽くするか。建築の異物感を緩和するには。内と外との関係性。循環材、できればそこの自然から供給される材料を使う。住宅設計は原点に戻れる仕事、生身の人間同士のぶつかり合い。...「入所したばかりの所員は、まずは数量拾いから......2、3年かけて積算の勘所を身に付けていく。」(p.267)今ここだ。(図書館本)2015/11/18

tsumizeKa

0
内藤廣のインタビュー・対談等が乗っている。印象に残っているのは「37歳の時に建築を続けてもいいかなと初めて思った。」という言葉。2013/08/29

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