ダッシュエックス文庫DIGITAL<br> サクラ×サク 02 ボクノ願イ叶ヱ給ヘ

個数:1
紙書籍版価格
¥660
  • 電子書籍
  • Reader

ダッシュエックス文庫DIGITAL
サクラ×サク 02 ボクノ願イ叶ヱ給ヘ

  • ISBN:9784086310413

ファイル: /

内容説明

サクラの兄(デュラン)、妹(ナズナ)。最強の魔性(ブラッド)持ち登場(デビュー)!! “君は僕の黒い太陽(ブラック・ホール・サン)” 拘束されたハイジの魔性(ブラッド)をそう名付けたのは突然現れたサクラの兄デュラン。その魔性(ブラッド)のおかげで転属となり、サクラと離ればなれにさせられ、それでもハイジの日々は飛ぶように過ぎてゆく。 一方、ファウラス城市攻略を命じられたサクラの下に増援として派遣されたのは、サクラの妹、ナズナ率いる七六旅団。帝国の防衛網を切り裂きながら進む第八公軍を待ち受けるのは神算鬼謀の亞璃簾(ありす)。はたしてファウラス城市を陥とすことができるのか!? 血が滾(たぎ)って色々躍る大戦詩幻想交響曲(ファンタジックウォーシンフォニー)、待望の二巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

47
魔性が発現した事で姫の待官を外されたハイジは新たな配属先で慌ただしく働き、サクラは妹のナズナ率いる七六旅団と共に、帝国領ファウラス城市攻略へ向かう…な話。未だ物語の本筋は見えませんが、ハイジの魔性や王族の闇、新たな敵国の登場と話が広がってきた事で面白くなってきましたね。サクラの不器用さとそんな彼女を一途に想うハイジの関係は読んでいて和むけど、仲が進展するのにはまだまだ時間がかかりそうなのがネックかな。ハイジにはサクラの傍にいて欲しいけど、そう簡単にはいかない状況な訳なので今後の展開が気になる所です。2015/04/26

Yobata

41
“魔性”持ちと判明し拘束されたハイジは、サクラの兄デュランによって助命されるも、サクラの侍官から転属させられてしまう。一方、ファウラス城市攻略を命じられたサクラの下には、犬猿の仲であるサクラの妹ナズナが増援に来て…。サクラを命を懸けて守ろうと決意したハイジだったけど、離ればなれにされてしまうことに…己の人生の役目だと決心した矢先の転属という事で落ち込み方が半端なかったねwそれを吹っ切るべく仕事にあたるけど、頭から離れないとどれだけ姫を思ってるのか…wサクラの方も拒絶してしまう“魔性”を持ってる事を→2016/04/30

よっち

38
魔性が発現し姫の侍官を外されたハイジ。それからサクラにひと目も会えないまま、帝国領ファウラス城市攻略を命じられたサクラが、妹ナズナ率いる七六旅団と攻略に向かう第二弾。わりと有能なのにコミュ障なハイジと、妹とも意思疎通ができなくて競いあう展開になってしまうサクラが何とも不器用過ぎて、一途に姫を思うハイジの突貫が窮地こそ救ったものの、それがいい方向に繋がらない展開が何とも切ない。各陣営それぞれの主従関係の違いが興味深いですが、過酷な運命しか見えないサクラだけに、せめてハイジがそばにいられるといいんですけどね。2015/04/24

異世界西郷さん

32
己の“魔性”をデュランに視てもらったハイジはサクラの元を離れて第一連隊に配属され、帝国領ファウラス攻略に従軍する。しかし、廃地を進む公国軍の前には機士が立ちはだかり、さらには追撃中のサクラが行方不明になってしまい……な、第2巻。1巻と比べて展開がやや物足りない感じもしますがそれは3巻以降への繋ぎだからでしょうか。相変わらずハイジのコミュ障ぶりは笑えないレベルですが、百七班の面々とも次第に意思疏通が取れていく様は良かったです。2015/06/30

晦夢

28
魔性のせいで拘束されたハイジは解放されるも、サクラの侍官を解任される。そうして新たな戦いが始まろうとしていた。相変わらず個性豊かな面々。これでよく物語として纏まってるなと感心したくなるレベル。情緒不安定な主人公ハイジのセリフそして独白が面白い。 魔性についての説明はほとんどされず謎が多いが、ハイジの魔性は結構使い勝手が良さそう。サクラの兄に妹も現れ、彼らの家族の異常さが分かってくる。敵側も見えてきたり、戦記色が少し出てきたりと世界観が広がって良かった。次巻も楽しみ。2015/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9653452
  • ご注意事項